世界経済フォーラム「仕事の未来レポート2023」今後5年のシンガポール労働市場、離職率は世界で最も低水準
世界経済フォーラム(WEF)の「仕事の未来レポート2023」によると、今後5年間のシンガポール労働市場の変動率は世界のどこよりも低くなる見通しだ。
当地企業の大半が地政学的な亀裂が事業に影響を及ぼすと共に、余所を上回る最先端テクノロジー導入が起こると考えているにも関わらず、そのような状況になる模様だ。レポートにて、労働市場の離職率は当地が21%となるのに対し、世界は23%との予測が示された。
これに相反して、地政学的な分裂が事業運営を変貌させるとの確信を持つ企業の割合はシンガポールが76%に達した一方、世界は48%だった。
労働市場の離職率は経済成長の速度、新テクノロジー・ESG(環境、社会、ガバナンス)基準・サプライチェーン現地化の導入度など複数の要素によって、影響を受ける雇用者の数を反映するもの。当地版レポートは多国籍企業や中小企業を含め、様々な規模の企業80社から回答を収集した。
最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!