小学4年生の読解力 シンガポールが世界トップ

国際教育到達度評価学会(IEA)が16日に公表した国際読書力調査(Progress in International Reading Literacy Study:PIRLS)にて、シンガポールの小学4年生(プライマリー4)が読書力を評価する国際テストで世界首位に浮上した。

5年に一度実施されるPIRLSは小学4年生を対象とし、文章の解釈や文脈理解などを含む読解力を評価する国際調査。それによると、シンガポールの小学4年生は世界の同学年児と比べて、基礎的および汎用的読解力に優れていることが示された。さらに当地の4年生はデジタルテキストの操作、主旨の汲み取りや情報の信頼性の簡易判定も可能だという。

世界の教育機関57組織が参加した最新の2021年版調査結果では、アイルランドが2位に付け、これに香港、ロシアと北アイルランドが続いた。シンガポールの総体スコアは 587で前回の576から上昇した。


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SingaLife編集部

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