【フォニックス最終回】おうちフォニックスを楽しめる5つの秘訣〜Vol.12〜

12回を通じてお伝えしてきた本コラムも今回で最終回。読んでくださった方、おうち英語にフォニックスを取り入れてくださった方、ありがとうございます。最終回ということで、今回はおうちフォニックスをより楽しめる5つの秘訣についてお伝えしていきます。


フォニックスをより楽しむ5つの秘訣!

1. 学んでいない音や、文法のあやまりは指摘しない

英語を書いたり、話したりのアウトプットができるようになると、多いのが文法やスペリングの誤り。例えば、文法において、My mum like~ など三単現のsをつけないことや、「I like to meik sawse」などのスペリングのミスは、英語をまなび始めた子どもに多く見受けられます。

スペリングのミスについては、学んだ音が間違っているときや、bとdが混乱している時などは伝えますが、基本文法については最初にあまり指摘しません。言いたくなる気持ちをぐっと抑えて、まずは子どもが英語を楽しめる環境をつくってください。成長するにつれて学校でも文法は学びますし、大変な文法は塾や学校にお任せするのも。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。


2. ひっかけ単語を忘れないで

フォニックスの知識では読めない、もしくは学びを進めてのフォニックスルールでないと読めない単語を「ひっかけ単語」といいます。例えば、I, you, someなどもこの分類の単語。こういった単語は、丸暗記で覚えていくしかないので、「フォニックス読み」で読める単語とは別に、コツコツ覚えていくことを忘れないでください。

こちらの記事に、サイトワーズとひっかけ単語の違いについてまとめているのでご参考ください。


3. 必要に応じて兄弟では別のアプローチで

フォニックスのレッスンをご兄弟に提供させていただいて、強く感じるのが兄弟で性格が異なることが多く、そのために異なるアプローチをする必要があるということ。一人の子どもが興味を示しても、もう一人は全く示さない場合もよく聞きます。

本を聞くのが好きな子どもにはオンラインで著名人たちが本を読み聞かせてくれるStory Onlineを見せたり、ワークシートが好きな子どもにはワークシートをどんどん行っても◎

おすすめのワークシートはこちらからご参考ください。


4. 遊び感覚で楽しんで行う

発音の繰り返しばかりになると、退屈になり嫌がってしまうフォニックス学習。ぜひ小さい子どもでも楽しいと思えるゲームなどを取り入れてください。

例えば、カルタ、神経衰弱など馴染みのあるゲームをフォニックスにするだけでも、子どもは取り組みやすくなります。年齢が大きい子どもには、街を歩いてて「あの単語どうやって読むんだろうね」と声をかけるだけでも。

遊びのアイディアは、いっしょのフォニックス講座のインスタグラムに数多く投稿しているので、ご参考ください。


5. ゆる〜く継続!

子どもがやる気がない、嫌がる、という話は、フォニックスを学んでいただいたお母さんからよく聞きます。ポイントは、すぐに目に見える結果を求めすぎたり、一喜一憂しないこと。

途中でお休みすることがあっても、なかなか思うように進められなくても、細くでも続けていくことが一番大切です。今まで行っていたワークシートを嫌がるようになったら、車のなかや、お菓子の時間にYoutubeの歌をさりげなくつけてみる、などをたまに行ってみてください。

以下はおすすめのYoutubeになっております。ぜひ活用してみてください!

①Alphablocks
それぞれのアルファベットのキャラクターが、自分が出す音ばかりを話すことで、つながって単語になるという、映像を通じてブレンディングを学べるアニメーション。

②ABC Phonics Song|CoComelon Nursery Rhymes
今人気のココメロンのアニメーションなので、好きなお子さんはハマるかも。優しい音楽が心地よいフォニックスソングです。

③あいうえおフォニックス
発音ごとにとてもわかりやすく、可愛いイラストと共に日本語の解説で作られています。発音以外にも英語の言い回しや文法などの内容もあります。



最後に

最終回いかがだったでしょうか。
12回に渡りフォニックス学習に欠かせない、たくさんの学習法と秘訣をいっしょにフォニックス様にご紹介いただきました。

子どもはもちろん、大人の英語学習も楽しくなるフォニックス。バックナンバーはこちらでご覧いただけますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!



いっしょにフォニックス講座

メール:info@ignica.org
WEBサイト:https://ignica.org/phonics/

インスタでは
おうちでできる
アイディアを
発信中

お問い合わせは
公式LINEより


この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz