【ジャパングリーンクリニック ドクターズルームから】皆さんに届けたい!つぶやきコラム -Vol.31- PR

日本の国民病とも言われる「花粉症」。春先になると、目のかゆみや止まらない鼻水に悩まされる方も多いのではないでしょうか。「常夏のシンガポールに移住すれば、あの辛い花粉症から解放される!」そう期待して渡星される方は少なくありません。
実際に、シンガポールには日本の花粉症の最大の原因である「スギ」や「ヒノキ」は自生していないため、日本ほど重い症状に悩まされるリスクは低いと考えられます。しかし、現地で「なぜか鼻や目がムズムズする…」という声を耳にすることも事実です。果たして、シンガポールでも花粉症は起こるのでしょうか?
今回は、花粉症が引き起こされる条件や、シンガポール特有の植物環境、そして現地での注意点について、専門的な視点から詳しく紐解いていきます。
「シンガポールでも花粉症は起こる?」

花粉症は、アレルギー体質に加え、原因となる植物の環境条件がそろうことで起こります。植物でいうと、例えば特定の植物が広い範囲に密集、大量の花粉を出す、その花粉が軽く風で飛散しやすい(風媒花と呼びます)が揃うと花粉症を引き起しやすい原因となります。
日本の杉林はその典型ですが、シンガポールでは気候が合わず、杉は自生できません。また、マンゴーのような虫が花粉を運ぶもの(虫媒花)は花粉が重く飛散しにくいため、花粉症の原因にはなりにくいと考えられます。
シンガポールで飛散する花粉は、主にイネ科植物由来です。イネ科植物は雑草や芝生として多く見られますが、広範囲に密集することは少なく、頻繁な手入れにより花(穂)が咲く前に刈り取られることも多いため、花粉が大量に飛ぶ状況は限られます。刈り残された花からは花粉が飛散します。

島内で採取したシマヒゲシバ(島髭芝)の花穂。指は筆者。
シンガポールは花粉症が非常に起こりにくい環境といえます。ただし、居住地域の植生や草木の管理状況によっては発症することがあります。花粉症のような症状でお困りの際はご相談ください。
石田 卓医師プロフィール
![]() | ジャパングリーンクリニック院長 |
施設情報
| ■Japan Green Clinic(ジャパン グリーン クリニック) |
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!





















