アフタヌーンティー・ジャーナル【Vol.5 シャングリ・ラ・シンガポール <ザ・ローズ・ベランダ>】

シンガポールで至福の時間を過ごすなら、ホテルのアフタヌーンティーは最上のチョイス。

アフタヌーン・ティー・ジャーナル第5弾は、世界のVIPが集うシャングリ・ラ・シンガポールの人気レストラン「ザ・ローズ・ベランダ」をご紹介します。

2017年にリニューアルした明るくモダンなホテルロビーに一歩足を踏み入れると、高い天井から舞い踊る風をイメージしたアートが目に入ります。まさに爽やかな風が吹き抜けるような感覚。

1991年のオープン以来、アフタヌーン・ティーの名店として愛され続けてきたザ・ローズ・ベランダは、エントランスを入ってすぐの階段を上がったメザニンレベルにあります。

広々とした店内は、重厚さと華やかさが同居するインテリア。

ラウンジは高い天井を飾るムラーノガラスのシャンデリアが印象的。ゆったりとアフタヌーンティーを楽しめます。

期間限定アフタヌーン・ティー

現在、ザ・ローズ・ベランダでは、9月30日までの期間限定で、シンガポールのテーブルウェアブランド「Luzerne ルツェルン」とのコラボレーションによるアフタヌーン・ティーが楽しめます。1947年創業でローカルブランドとして人気の、ルツェルンの食器を使っているので、ローズ・ベランダリピーターの方でも違う気分を味わえます。ザ・ローズ・ベランダのイメージに合わせた、落ち着いたルツェルンのランカスターガーデンコレクションは、自宅でも使いたくなるほど素敵です。

この食器とマッチしたメニューは…。


3コースセット・アフタヌーン・ティー

2コースは皿盛りで供され、スイーツは伝統の3段トレイでサーブされます。

オードブルと呼べる『The Rose Veranda Signature Sandwitches』は、

(写真手前右から時計回り)
キュウリとディルクリームのクラシック・ティーサンド
トリュフエッグ、海藻とトマトのパン添え
ヒッコリー・スモークサーモンとブリオッシュ
チキングラタンとローストパプリカのサワードウパン と、豪華なラインナップ。

全てローズ・ベランダを率いるシェフ、ガネーシャン・アショックさんの自慢の一品。お客様と接するのが大好きなフレンドリーなシェフは、多くのイタリアンの王道レストランを渡り歩いた名シェフ。味はもちろん、目にも美しい一皿を提供してくれます。中でもこのチキングラタンは自慢の一品。

濃厚なクリームソースとサワードウは完璧な組み合わせです。そして印象的なのが、トリュフエッグ、海藻とトマトのパン添え。トリュフエッグに巻かれた青のりのベルト。歯応えが心地よく、柔らかいサンドイッチを引き立てます。

メインは3種類からお好きなものを選べます。どれも選ぶのが難しいほどおいしそう。例えばお友達2人とか偶数で訪れ、違うメインを選ぶのがいいですね。なぜなら、ローズ・ベランダのアフタヌーン・ティーは1セットが2人用になっているからです。

メインメニューはこちらから、一皿をチョイス。

シーバスのグリル

ビーフテンダーロインのロースト

シーフードのブイヤベース

からチョイス。

シーバスのグリルは一口食べて、身はもちろん皮のおいしさにびっくり。クリスピーで旨みたっぷり。何か特別な仕掛けがあるのかとシェフに伺うと、塩と胡椒だけだそうです。ということは単にシェフのスキルがなせる技。

サイドのバニラ風味の貝は初めての味わいで、うれしい驚きを与えてくれます。

ビーフは柔らかく、ジューシー。もちろん焼き加減も注文通りミディアムレア。添えてあるマッシュルームがまたいい。

でも1番驚いたのは、ブイヤベース。

出てきたのはブイヤベースの旨みをたっぷりと吸い込んだ、大麦のリゾットでした。大麦、バリーといえばシンガポールの人気のドリンクでしか味わったことがなかったのですが、このは歯応えはくせになるおいしさ。ホテルのレストランで使われる様々な種類の魚のアラから取った、旨みたっぷりのストックに一晩水を吸わせた大麦を入れアルデンテになるまで煮込むと、ショートパスタのような心地いい歯応えに。イカやエビ、豊富なシーフードがうれしい。


ラストを飾るのは、もちろん伝統の3段トレイ

かなりお腹はいっぱいですが、やはり3段トレイは気分が上がります。このわくわく感は3段トレイだけが与えてくれるものですね。

1段目はベリーベリーのタルトレット、ダブルチョコレート・チョコレートクレーム。ベリーの酸味とアーモンドのフィリングがバランス良く、しっとりとしたダブルチョコレートもおいしい。



2段目はマンゴー・パブロバ、ココナッツゼリー添え

ピスタチオチェリーのパリ・ブレスト、タンジェリンオレンジと見た目も味もカラフル。中でもマンゴー・パブロバは最高!

とろりと口の中でとろけます。



3段目はバニラとクランベリーのスコーンとコンディメント。

クローテッドクリームありでも、なしでもおいしいスコーンです。

紅茶は全部で32種、お好みで選べますがバラのマークが付いたもの以外は、$5(税サ別)追加となります。

今日試したのはシグネチャー・ティーである、フルーティーな酸味があるThe Rose Veranda Signature Blendとほのかにバニラ香るThe Shangri La Tea。どちらも違った魅力があり、同行者とは意見が分かれました。

どうぞ伝統的ななイングリッシュハイティーで、素敵なアフタヌーンティーをお楽しみください。

期間限定Rose Veranda x Luzerne Afternoon Tea
日時:〜2021年9月30日まで
時間:月~金:13~17時|土・日・祝日:12~14時または15~17時
価格 SGD 78++ 1セット、2名様用(コーヒーまたは紅茶2杯付き)

Singalife読者のみなさまだけに、スペシャル・ドリンクをサービス

シンガライフ読者のみなさまだけに、ローズ・ベランダから秋を感じる素敵なドリンクをプレゼント。メニューも載っていない、シンガライフのためだけに創作された、エクスクルーシブ・ドリンクです。

美しく2層に分かれたドリンクは、Alain Milliat製オーガニックのプレミアム・アップルジュースと、菊花茶とバタフライピーをブレンドした紫のお茶を重ねた美しいドリンクです。フレッシュブルーベリーがかわいいアクセントになっています。

限定、という響きは心をくすぐりますね!


プロモーション期間:2021年10月31日まで
ザ・ローズ・ベランダでアフタヌーン・ティーをご利用の際にスタッフに「シンガライフ」とお伝えください。

お席のご予約は電話(6213-4398)またはEメール(Dining.sls@shangri-la.com)でどうぞ。

※9月30日以降は、また素敵なシーズナル・メニュー内容が変わります!

※※またローズ・ベランダではグルテン・フリー、ヴィーガンアフタヌーン・ティーもご用意できます。24時間前までにお問い合わせください。

シャングリ・ラ・シンガポールのアフタヌーン・ティーは他にも

ロビー・ラウンジでサーブされるのは、プラナカン・アフタヌーン・ティー

ニョニャクエ(マレー風餅菓子)や地元のデザート、ペストリーが含まれたティーセット。コーヒー、紅茶、コピタリック、またはテータリックの中からお選びいただけます。各ティーセットには、2杯のドリンクが付いております。

平日:15~17時 $60(税サ別)
週末・祝日:15~17時 $78(税サ別)

そしてもう一つが、シャングリ・ラの和食店波心(ナミ)の土屋総料理長が手がける、ジャパニーズ・サマー・ハイティーです。持ち帰りか宅配のみですが、開始早々に予定数終了。うれしい好評を受け、なんと11月末まで延長が決まりました。名前もサマーじゃなくて、オータムにしなければいけないかも(笑)。

和のティストを生かした、こちらも絵のようなハイティーになっています。

セイボリー
卵サンドの千葉県産トウモロコシ仕込み
江戸前穴子の棒鮨、木の芽
生ハムとキャラメルピーチのタルティーヌ、ゴートチーズ
地鶏の照り焼き、ゴマ、エアルーム人参バン
薩摩揚げチーズサンド、からし, 海苔

甘味
宮崎県産マンゴーのタルト
すだちとブルーベリーのほうじ茶ケーキ
紀州南高梅と小豆のもなか
静岡県産柚子のマカロン
ラズベリーとチョコレートのガトーショコラ
和菓子
ヴァニラと京都宇治抹茶のスコーンとコンディメンツ

中でも地鶏の照り焼き人参パン、南高梅とあんのテイスト絶妙なもなか、抹茶のスコーンなどがお気に入りです。こちらも2人用です。箱を開けるときの高揚感はお家でいただく時だけの特別なもの。お土産にもよろこばれますね。

アフタヌーン・ティーをアップグレードしたいなら、現在オファー価格で提供中のNyetimber’s signature sparkling wine($158→$98)かVeuve Clicquot Yellow Label Brut Champagne($98→$78)をご一緒にはいかがでしょう。

Japanese Summer High Tea
テイクアウト:13時〜17時
デリバリー:12時〜18時(配達料別途)
$78(税込) 24時間前までにお申し込みください。

ご予約はこちら

シャングリ・ラ・シンガポール

アドレス:22 Orange Grove Road, 258350, Singapore
ホテルウェブサイト
電話:6213-4398(ダイニング予約)
Eメール:Dining.sls@shangri-la.com




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この記事を書いた人

林じゅん子

長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ

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