【2024年版】シンガポールチリクラブ10選!気になるお値段やおいしい食べ方を紹介

チリクラブは、シンガポールに来たら一度は食べたいローカルフードの1つです。しかし、他のローカルフードと比べて少し敷居が高く、まだ食べたことがないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、チリクラブの値段やおいしい食べ方、そしておすすめのチリクラブ10店舗を紹介いたします!


シンガポールチリクラブとは

シンガポールチリクラブは、シンガポールが誇る名物料理で、カニ料理の王様とも言える逸品です。人々から愛されるこの料理は、1956年に夫婦が営んでいた屋台で生まれたと言われています。

いつも蒸しガニを提供していたこちらの屋台で、他の調理法としてカニをトマトとチリソースで炒めて出してみたところ大人気となり、Palm Beachというレストランが誕生しました。

チリクラブは今では多くのシーフードレストランで食べることができます。チリクラブという名前から辛そうな印象を受けますが、マイルドな辛さのものがほとんどですので、辛いものが苦手な方でもおいしく食べることができます。


どのくらいの値段で食べられる?

チリクラブは高級料理です。基本的に相場はカニ1kgあたりS$70くらいに設定しているお店が多いですが、カニの種類や収穫量などによって値段が変動します。

また、メニューには1kgあたりの値段が書かれていても、カニの大きさはもちろん個体によってさまざまです。メニューに表記されている値段を信じて注文したらその時に1kg以上の大きなカニしかなく、想像以上にお金がかかってしまったということも起こり得ます。

お会計を見てビックリ!ということにならないように、チリクラブを注文する時には、必ず事前に時価とカニのサイズを確認するようにしましょう。高級レストランやロケーションの良いレストランほど値段が高い傾向にあるので、値段を抑えたい方はホーカーなどで食べるという方法もあります。

こちらはニュートンフードセンターで食べられる「Alliance Seafood」のチリクラブ。時価なので変動はありますが、レストランよりお得な値段です。

また、カニを丸ごと一匹使ったチリクラブはボリューム満点ですので、一人で食べるというよりは複数人でシェアするのが良いでしょう。1kgのカニであれば2、3人でシェアできます。それ以上の人数で行く場合はもっと大きいカニを注文するか、サイドメニューを充実させると良いですね。


チリクラブのおいしい食べ方

まずは勇気を出してソースに包まれたカニをつかみ、カニバサミを使って殻を割っていきましょう。お店によってはビニール手袋を提供してくれるところもあります。熱々のソースで火傷したり、硬い殻で手を怪我してしまわないように気をつけてくださいね。

解体を終える頃には指がソースまみれになります。指を軽く洗うフィンガーボウルが提供されたり、店内に手洗い場がある場合が多いですが、念の為ウェットティッシュを持参しておくと安心です。

食べる準備ができたら、カニの身にソースをたっぷり絡めて食べましょう。食べ応えのあるプリプリの甘いカニの身に、ピリ辛の濃厚なソースが絡み合い絶品です!

そして、チリクラブを食べる時には、ぜひマントウも注文してくださいね。マントウはパンのようなもので、揚げてあるものや蒸してあるものがあります。このマントウにソースを付けたり染み込ませたりして食べると美味です。ソースはチャーハンにかけてもおいしいですよ!


SingaLife編集部おすすめのチリクラブ10選!

ここからは、SingaLife編集部がおすすめするチリクラブのお店を紹介します。お店選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

Red House Seafood

1976年に創業したRed House Seafoodのチリクラブは、3店舗どこでも注文することができます。

チリクラブは注文を受けてから赤唐辛子・だし汁・トマトの入ったソースで調理。まさにローカルなお味です。甘くてジューシーなカニを、チリパディ、ジンジャー、ガーリックをブレンドしたピリ辛で濃厚な自家製ソースにつけ、そして注文を受けてから蒸し揚げる、ふわふわの揚げたてマントウと一緒にお召し上がりください。

Red House Seafoodでは、この料理のタイミングを重要視しており、深い専門知識と技術を持つシェフだけが作ることを許されています。

また、エスプラネード店のみで注文できるChicken Satay(チキンサテー) S$3.80/串 (最低2本から) もおすすめ。柔らかい鶏もも肉を10種類以上のハーブやスパイスをブレンドしたタレに6時間以上漬け込み、注文を受けてから串に刺して焼き上げます。パイナップルピューレと砕いたピーナッツがトッピングされた自家製サテーソースとの相性も抜群です。  

ノスタルジックな広東風の土鍋料理、Giant Grouper Stewed with Beancurd Skin and Garlic(ガルーパの湯葉とニンニク煮込み、季節変動価格)は、魚の頭、腹、胴部分を油で揚げた後、大豆のソースやオイスターソースで作られた自家製ペースト「チュウホウ」で煮込みます。みかんの皮とフライドガーリックで香りを出し、湯葉と椎茸で食感をプラスしています。  

他には、クラークキー店のみで注文できるNyonya Sauce (belly); Stir-Fried with Green Dragon Chives (liver)(ニョニャソース蒸し(腹の部分)青龍菜(レバー)炒め)や、Braised with Trio of Fresh Chilli in Claypot(生唐辛子の三種、土鍋煮込み)などの名物料理もぜひお試しください。

🌟プロモーション🌟
・Live Alaskan King Crabs S$188++/ kg(通常価格S$268++ /kg)
シンガポールで最安値の大海で育った新鮮で甘くてジューシーなカニの王様は、卵白蒸し、ビーフン煮込み、そして唐辛子とニンニクと揚げの調理方法が最高です。
 
・Live Australian Lobsters S$118++~/ 匹(通常価格S$388++ /kg)
ぷりぷりのロブスターの身、甘くて豊かな風味を引き立てるには、特製のクリーミーカスタードソースがぴったりです。

※他の割引、プロモーションとの併用はできません。
※すべての価格には10%のサービス料とGSTがかかります。


Red House Seafood (レッドハウスシーフード)
Grand Copthorne Waterfront店
住所:392 Havelock Rd, Grand Copthorne Waterfront Hotel (Level 2) , S169663
営業時間:月~日祝 12:00-14:30(L.O.14:00)、17:30-22:00(L.O.21:15)
定休日:無
電話番号:6735 7666
他店舗:有(Esplanade店、Clarke Quay店)
※住所や営業時間はHPをご参照ください。
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Long Beach

Long Beachは、1946年にシンガポールにオープンした老舗レストランで、今ではシンガポールに4店舗ある人気店です。こちらのお店はブラックペッパークラブ発祥のお店としても有名ですので、大人数で訪れてチリクラブとの食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。

Long Beach (ロングビーチ)
Dempsey店
住所:25 Dempsey Road, S249670
営業時間:月~金・祝前日 11:00-15:00、17:00-23:30
     土日祝 11:00-23:30
定休日:無
電話番号:6323 2222
他店舗:有(Robertson Quay、IMM、UDMC)
※住所や営業時間はHPをご参照ください。
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Keng Eng Kee Seafood

1975年創業のKeng Eng Kee Seafoodは、アレキサンドラのIKEA近くにある、大人気のローカルレストラン。シンガポールベストチリクラブにも選ばれたこちらのチリクラブには、揚げパンではなく白いふわふわの花巻パン(肉まん生地のパン)が付きます。ほんのり甘いパンはソースとの相性抜群です。

Keng Eng Kee Seafood(KEKシーフード)
住所:124 Bukit Merah Lane 1, #01-136, S150124
営業時間:月~日 11:00-14:00(L.O.13:50)、17:00-22:00(L.O.21:50)
定休日:無
電話番号:6272 1038
他店舗:有(Safra Tampines、Punggol)
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Jumbo Seafood

Jumbo Seafoodはガイドブックに必ずと言っていいほど載っているチリクラブの超人気店で、ローカル・観光客問わず毎日たくさんの人が訪れます。マイルドで優しい味付けのソースが好評です。ソース跳ね防止にもらえる紙エプロンはカニのイラストが可愛く、使わずお土産に持ち帰る人もいるそう。

Jumbo Seafood(ジャンボシーフード)
Riverside Point店
住所:30 Merchant Road #01-01/02, Riverside Point, S058282
最寄り駅:Clarke Quay駅
営業時間:月〜日  11:30-14:30(L.O.14:00)、17:00-23:00(L.O.22:15)
定休日:無
電話番号:6532 3435
他店舗:有(East Coast、Dempsy Hill、ION、Jewel、The Riverwalk)
※住所や営業時間はHPをご参照ください。
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Palm Beach

Palm Beachは、冒頭で述べたチリクラブ発祥のお店で、そのおいしさは折り紙付き。また、マリーナベイサンズの真向かいという絶好のロケーションなので、夜に訪れれば光のショーを見ながらチリクラブを食べるというなんとも贅沢な時間を過ごすことができます。

Palm Beach(パームビーチ)
住所:1 Fullerton Road #01-09 One Fullerton, S049213
最寄り駅:Raffles Place駅
営業時間:月〜日 12:00-14:30、17:30-22:30
定休日:無
電話番号:6336 8118
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No Signboard Seafood

1970年代、屋台村の中にお店を構えたことから始まったNo Signboard Seafood。店名はまさに「看板がない」という当時の様子を物語っています。屋台時代から続くその味はローカルからも好評です。また、こちらはホワイトペッパークラブ発祥のお店となっており、チリクラブとは違う味わいを楽しむことができます。

No Signboard Seafood(ノーサインボードシーフード)
Geylang
住所:414 Geylang Road S389392
最寄り駅:Aljunied駅
営業時間:月〜日 11:00-23:00
定休日:無
電話番号:6842 3415
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Kelly Jie Seafood

Kelly Jie Seafoodは、街中の活気溢れるローカルレストランという感じで、他のチリクラブのレストランとは違った雰囲気があります。ソースはローカル向けなのか少し辛め。また、こちらの名物であるバタークラブは、バターやコンデンスミルクなどを使ったソースで、クリーミーな味わいとなっています。

Kelly Jie Seafood(ケリージーシーフード)
住所:Blk 211 Toa Payoh Lorong 8 #01-11/15, S310211
営業時間:月〜日 12:00-14:30, 16:30-22:30
定休日:無
電話番号:6353 3120
Whatsapp:8123 4156
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Mellben Signature

出典:Mellben Signature

1987年、もともとは屋台だった店舗からカニ専門店へと転身。シンガポールで初のカニ専門レストランの一つとして有名なお店です。チリクラブはもちろん、Claypot Crab Bee Hoon Soup、Butter Crabsも人気でアンモキオで長蛇の列ができるお店としても有名です。

2019年にはシンガポールのミシュランガイドに「ミシュランプレート」として掲載されました。

Mellben Seafood(メルベン シーフード)
住所:232 Ang Mo Kio Avenue 3, St 22, #01-1222, S560232
最寄り駅:Mayflower駅
営業時間:月〜日 17:00-23:00
定休日:無 
電話番号:6285 6762
他店舗:有(タンジョンパガー店)
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HOLYCRAB

出典:HORYCRAB

HOLYCRABの始まりはユニークです。2009年、エルトンシェフは自宅で料理を顧客に提供していました。その際、食事中に携帯から手を離さないお客さんに対して料理に集中してほしいという想いがあり、それならおいしいカニを食べてもらえば夢中に食べてもらえるのでは!?となったのが発端です。

2017年、実店舗をオープンし、チリクラブはもちろん遊び心あふれる料理も提供しています。ホーリークラブのカニは新鮮なスリランカ産のカニ、抗生物質を含まない最高品質のものを使用しているのもシェフのこだわりですね。

HOLYCRAB(ホーリークラブ)
住所:13 Stamford Road, #01-85, Arcade @ The Capitol Kempinski Hotel Singapore, S178905
最寄り駅:City Hall駅
営業時間:月〜日 11:30-14:30、17:30-22:30(L.O.21:30)
電話番号:8444 2722
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31 Heng Heng BBQ

出典:31 Heng Heng BBQ

ニュートン地区のフードコートにある大人気店。早めの時間に行かないと売り切れてしまうこともあります。カニはとても新鮮でジューシー。チリクラブの他にはブラックペッパークラブ、サンバルペタイなどを提供しています。

31 Heng Heng BBQ(31ヘンヘンバーベキュー)
住所:500 Clemenceau Avenue North#01-31 Food Centre,S229495
最寄り駅:Newton駅
営業時間:月〜日 12:00-22:30
電話番号:8224 9929
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シンガポール名物のチリクラブ、ぜひお試しを!

新鮮なカニをお店独自の絶品ソースで食べるチリクラブは、お値段が高いものの食べる価値のある一品です。観光客向けの内装が豪華なお店や素敵なロケーションのお店、ローカルレストランなど雰囲気はそれぞれですが、どこで食べてもチリクラブはシンガポールで過ごした思い出の一つになること間違いなしです。

ぜひお気に入りのお店を見つけてチリクラブを楽しんでくださいね!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。



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この記事を書いた人

SingaLifeグルメ倶楽部

編集部が実際に足を運んだ選りすぐりの飲食店や、話題のカフェ・レストラン、最新グルメなど、シンガポールの食にまつわる旬の情報をご紹介します!次に食べたいグルメやお気に入りのお店が見つかるかも?

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