女子チームも現在リーグ首位!元なでしこジャパン北原選手にインタビュー! -Vol.4-
シンガポールの強豪として知られるアルビレックス新潟シンガポール。2022年に女子チームも去年設立され、リーグ戦を戦っています。2023シーズンは開幕から開幕4連勝で首位をキープ。(2023年6月15日現在)
今回はチーム唯一の日本人選手であり、元なでしこジャパンの北原佳奈選手にお話を伺いました!
はじめに来星の経緯を教えてください
小学生の頃からずっと海外でプレーしたいと思っていました。昨年、シンガポールのアルビレックスに女子チームが設立されたことを知りました。もともと(日本の)アルビレックス新潟でプレーしていたこともあり、再びアルビのエンブレムをつけてプレーできることと、海外でプレーできることにワクワクし、移籍を決めました。
シンガポールの女子サッカーは日本とは大きく環境が異なると思います。苦労した点はどんなところですか?
競技面では、スタジアムの雰囲気、芝生、天候、試合までの時間の使い方、全てが日本とは違い慣れるのが大変でした。今でも一番良い状態で試合に入れるやり方を模索しながらやっています。
チームメイトはほとんどがシンガポール人で英語とマレー語が飛び交うような環境です。初めは何を言っているか全くわかりませんでしたが、だんだん言っていることを理解できるようになり、今では英語でコミュニケーションをとっています。
日本から来た私を受け入れてくれ、親切にしてくれたので打ち解けるのにはそれほど苦労はしませんでした。
今シーズン、リーグ開幕から4連勝で現在首位に立っています。チームがうまくいっている要因はありますか?
今年から新たな選手が何人か加入し、守備が安定したことが要因の一つだと思います。失点が減り、チーム全体がより攻撃的にプレーすることができています。
ただ、上位チームとの試合はこれからなのでそこで勝利するためにもっと質にこだわり、精度をあげていきたいです。
今シーズンの目標とご自身の展望をお願いします!
もちろん優勝したいです。
今シーズンはスクール生や、多くの方々がスタジアムに足を運び応援してくれます。たまたまスタジアムにいた方が私達の試合を観て女子サッカーに興味を持つようになったと言ってくれた方もいました。
また試合を観たいと思ってもらえるようなプレーをしたいですし、シンガポールの女子サッカーの発展に貢献していきたいです。
選手プロフィール
アルビレックス新潟シンガポール女子チーム 2022シーズン設立初年度でリーグ準優勝を達成。 今シーズンはここまで開幕から4連勝(2023年6月15日現在)と初優勝が期待される。 |
北原佳奈選手 ポジション:DF 背番号:3 生年月日:1988年12月17日 出身地:静岡県 【代表歴】 2009 ユニバーシアード日本女子代表 2013 EAFF 東アジアカップ 2013 2015 FIFA 女子ワールドカップ 2015 カナダ、EAFF 女子東アジアカップ 2015 【過去所属チーム】 藤枝順心高 – 関東学園大 – アルビレックス新潟レディース- マイナビベガルタ仙台レディース |
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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