マレーシアの強豪と真剣勝負!国際親善試合を実施!Vol.7

6月17日にアルビレックス新潟シンガポールはマレーシア国内リーグを9連覇。Jリーグクラブも参加するアジアチャンピオンズリーグにも6年連続で本大会出場中の強豪、ジョホール・ダルル・タクジムFC (略称: JDT)とマレーシアのジョホールバルで国際親善試合を行いました。


ジョホール・ダルル・タクジムFC (略称: JDT) について

東南アジア屈指の強豪で、現在マレーシア国内リーグ9連覇中。
2017年より6年連続でアジアチャンピオンズリーグ(ACL)本大会へ出場中。
ホームタウンはマレーシアのジョホール州ジョホールバル。
サッカー協会が結成に関わったクラブではなく、ジョホール州の経済開発庁体育局により1972年に創設され、運営されています。



アジアトップレベルのクラブとの対戦が実現

アルビレックス新潟シンガポールは去年国内リーグを制覇し、今シーズンも現在リーグトップを走っていることから国内では強豪扱い。リーグ戦が1週間の休止期間に入るタイミングで、今回マレーシア王者との国際親善試合が実現しました。

試合が行われたのはマレーシアのジョホールバルにあるSultan Ibrahim Stadium。4万人収容の大きなスタジアムに、親善試合にもかかわらず、両国のチャンピオンチーム同士の試合を見ようと、のべ2万人(非公式記録)が集まり、非常に注目度の高い試合となりました。アルビレックス新潟シンガポールからもサポーターや下部組織の選手を含み、バス5台で応援に駆けつけました。


壁の高さと見えた自分たちの現在地

相手チームは数人のマレーシア代表選手を除き、外国籍選手を含めてほぼフルメンバー。アルビSはもちろん相手の胸を借りるつもりでリーグ戦と変わらず、ほぼフルメンバーで挑みます。

アルビSは序盤から国内リーグでは経験することのない相手の激しいプレッシャーに苦戦し、前半18分、27分と一瞬の隙をつかれて失点してしまいます。しかし、持ち前のハイプレッシャーからカウンターでチャンスを作るものの得点とはならず前半を0-2で折り返します。

後半に入って得点をとりにギアを上げるアルビS。63分には10番の久乗聖亜選手が1点を返しますが、攻撃的になった陣形を狙われて3失点。合計スコア1-5で破れました。

展開の早い好ゲームを見せましたが、スコアの差がつい てしまった試合に。しかし、選手たちはこの経験ができたことを前向きに捉え、これからの成長に活かしていくことを誓いました。


当日の選手・監督の感想

19番 FW 李忠成選手

間違いなく素晴らしい経験になったと思います。

特に若い選手たちはシンガポール国内でしかプロとして試合をしたことがなく、このような試合ができたことは大きかったと思います。実際にアジアトップレベルのチームと試合をすることで自分たちに何が足りないかの気づきを得ることができました。これはもちろんテレビで見ることと、実際に対戦することでは大きな差があります。

ジョホールバルという日本サッカーにゆかりがある地に多くのアルビレックス新潟シンガポールのサポーターが来てくれたことは感慨深かったですし、クラブとしてもまたこのような親善試合ができるようなチームになりたいと思います。


8番 DF キャプテン 横川旦陽選手

試合には負けてしまいましたが、プレーしていてとても楽しい試合でした。あのようなスタジアム、たくさんの人の前でプレーすることが自分の夢、目標であると再認識する機会になりました。

1度きりの体験にするのではなく、自分の日常にするためにより一層努力しようと思います。


吉永一明監督

選手たちはピッチで、またはスタンドから素晴らしいスタジアムの雰囲気、相手の強さを体験したと思います。凄かった、強かった、で終わらせるのではなく、同じフットボーラーとして追いつき追い越すための努力をして欲しいと思います。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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