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長野でも起こしたい『鬼滅の刃』フィーバー

皆さま初めまして。長野県シンガポール駐在員の渡辺です。この度、Singalifeさんから機会をいただき、長野県を紹介させていただく記事を書かせていただきました。テーマは皆さまもご存知の、2019年から日本で一大ブームが起きているアニメ「鬼滅の刃」です

「鬼滅の刃」は2020年10月16日には劇場版「鬼滅の刃『無限列車編』」も公開され、新型コロナウイルス禍の中でも、12月28日に早くも興行収入が国内歴代首位となっており、これは史上最速の首位更新とのことで、その人気は止まることを知りません。

ここシンガポールでも、劇場版「鬼滅の刃『無限列車編』」は2020年11月12日に公開されており、筆者のシンガポール人の友人も、早速見てきたという人がいました。ただし、シンガポールでは映画内で暴力的な描写も多いことから、16歳未満の子どもは視聴できないという規制がかけられています。ちなみに、ご存知の方もいると思いますが、「鬼滅の刃」は英語では「Demon Slayer」と訳されています。

そんな大人気の「鬼滅の刃」ですが、今日本各地で、登場人物の名前と同じだったり、鬼に所縁があったりする場所が聖地化されるという動きがあるようです。私の出身県でもある長野県内にも「鬼滅の刃」と関連する場所があり、にわかに注目を集めつつあります。

ここでは、その「鬼滅の刃」の関連場所のご紹介と、関連場所近くにある他の観光スポットについてご紹介できればと思います。

長野県大町市「竈神社」

まず1つ目は、大町市にある「竈神社」です。「鬼滅の刃」に登場する兄妹は「竈門炭治郎」と「竈門禰豆子」で、大町市の「竈神社」には「門」がありませんが、読み方は同じ「かまど」です。

「竈神社」は鎌倉時代に大町市を含む安曇野(あずみの)という地域を支配していた豪族である、仁科氏によって創建されました。仁科氏は、自身の居館の北東にあたる「鬼門」を封じるための鬼門除けの神社として「竈神社」を創建したと言われており、若干こじつけですが、創建の目的にも「鬼」が関連しています。

大町市は長野県の北西に位置する、富山県と北アルプスで県境を有している自然豊かなところです。特に有名なのは立山黒部アルペンルートで、毎年4月中旬にオープン(豪雪のため冬期間は閉鎖)しますが、頂上には高さ20m近くにもなる「雪の大谷」が4月のオープン当初から見ることができ、それを目当てに毎年国内外から多くの観光客が訪れます。

電気で走るトロリーバスやロープウェイなど何種類もの乗り物を乗り換えて山頂を目指すので、壮大な自然だけでなく、乗り物の種類の多さも楽しめるので、ぜひ大町市にお越しの際は竈神社以外にも足をお運びください。より詳しくは、下記のURLをご参照下さい。
http://www.kanko-omachi.gr.jp/global/en/
https://www.alpen-route.com/en/

長野市鬼無里地区「加茂神社ご神木ねずこ」

2つ目は、長野市鬼無里(きなさ)地区の加茂神社にあるご神木「ねずこ」です。あの「竈門禰豆子」と同じ名前の「ねずこ」です。まず、鬼無里地区についてですが、名前の通りいかにも鬼にまつわる話がこの地にありそうですが、実際にいくつか伝説があります。そのうちの一つが「遷都伝説」です。

鬼無里はもともと「水無瀬(みなせ)」という名前で、とても栄えた地域だったそうです。飛鳥時代には都を遷都しようという計画もあったそうで、実際に記録としても残っている史実のようです。ここからは伝説の話になりますが、その計画がいざ実行されようとした時に、水無瀬に住んでいた鬼たちが、自分たちが住んでいる地区に都ができるのは困ると考えて、一夜にして山を持ってきて遷都する予定だった土地をふさいでしまったのです。その山は今も「一夜山」として鬼無里にあります。遷都計画を邪魔されて怒った時の天武天皇は、阿部比羅夫に命じて鬼を退治させて、鬼がいなくなったことから、以来「水無瀬」は「鬼無里」と呼ばれるようになったという伝説です。

さて、ようやく本題になりますが、その鬼無里地区にあり、長野市の天然記念物にもなっているご神木「ねずこ」と加茂神社をご紹介します。

ご神木「ねずこ」は樹齢400年を超えるといわれている樹高約30mのヒノキ科の木です。加茂神社は創建が865年となっており、1000年以上の歴史がある古い神社ですが、創建当時にはさすがにまだ「ねずこ」はなかったようです。加茂神社は先にご紹介した「遷都伝説」に登場した天武天皇が、遷都計画を進めるための検分をするために派遣した三野王(みののおおきみ)により、「加茂大神宮」という称を与えたことが由来と言われています。

この加茂神社がある地域は、遷都計画が実際にあったことからも京都にちなんだ地名が今も残っており、加茂神社の住所は「長野市鬼無里東京(ひがしきょう)二条」です。

残念ながらご神木「ねずこ」に関するグッズなどはありませんが、御朱印はいただけますので、ぜひ加茂神社まで足をお運びください。名前に「鬼」があり、鬼関連の伝説がある「鬼無里」は「鬼滅の刃」のファンの方ならぜひ一度は行くべき場所ではないかなと思います。

最後に

今回ご紹介したのは、長野県のこぐわずかの地域です。長野県はご存知の通り、本州の真ん中に位置し、東京や名古屋などからの大都市からのアクセスもよく、山に囲まれ、山に恵まれ、山に守られたとても自然な豊かなところです。

春夏秋冬それぞれの季節に特徴があり、皆さんの目的にあった旅行ができると思います。より詳しくは、下記のURLをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
https://www.go-nagano.net/


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この記事を書いた人
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