5月16日から原則在宅勤務へ。シンガポール政府がフェーズ2への移行を発表
シンガポール新型コロナウイルス対策の閣僚タスクフォースで共同議長を務めるローレンス・ウォン教育大臣は5月14日、新型コロナウイルス感染者が急増していることを受けて、感染対策の強化を発表しました。シンガポール保健省(MOH)が「フェーズ2」と位置付ける新たな措置は、5月16日から6月13日まで実施されます。
対策期間中、職場では在宅勤務が求められます。ウォン教育大臣は「在宅勤務可能な従業員は全員、そうしなければなりません。在宅勤務が原則となります」と説明しています。
また、マスクを外して行う活動に関しての規制も強化されます。対策期間中、個人やグループで行う室内での激しいスポーツやエクササイズは中止することが求められます。サウナなどマスクを外す必要があるサービス、歌唱、管楽器の演奏も禁止されます。ただし、医療や歯科のサービスは制限の例外として、マスクを外して診察を受けることができます。
レジャー施設における制限も強化されます。シンガポール通商産業省から事前に承認を得たレジャー施設の収容上限は、現在の50%から25%に引き下げられます。また、博物館や公共図書館も25%に縮小して営業することが求められます。屋内外のショーは、入場前の新型コロナウイルス検査を行う場合100人まで、検査を行わない場合50人までに制限されます。
映画館においても同様に、入場前の新型コロナウイルス検査を行う場合100人まで入場可能で、検査を行わない場合50人までに制限されます。また、映画館では飲食物の販売や消費はできません。
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SingaLife編集部
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