シンガポール滞在中に旅行したい国フィリピン!観光スポットやアクティビティ情報などをお届け

魅力溢れるシンガポールは、近隣の国へのアクセスが良いことが魅力の一つです。

シンガポールを満喫した後は、“海外旅行”と気負わず気軽に近くの国も訪れてみてください。小旅行気分で気軽に行けるのに、シンガポールとはまた一味違う新しいアジアの体験ができます。

今回は、“東洋の真珠”とも呼ばれる美しい街並みの首都マニラや、世界指折りのリゾート地セブ島のある「フィリピン」の魅力を探ってみましょう。




シンガポールから行ける旅先はどこがあるか

海に囲まれた美しい島国、シンガポールには約1~4時間程度でアクセスできる近隣諸国がいくつもあります。フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシアなど、週末の間だけでも気軽に海外旅行ができます。今回はフィリピンにスポットライトを当ててご紹介するので、他の国に関して詳しくはこちらをご参考ください。


シンガポールとフィリピンの位置関係

伝統や文化が多彩なフィリピンは小さい島も含めると、7,641の島が点在します。シンガポールからは飛行機で約4時間弱で到着します。航空券は片道7,000~10,000円ほどです。海外旅行ではありますが、国内旅行のスケールで完結するのが何より魅力的です。



シンガポールとフィリピンの時差や、フィリピンの気候について

シンガポールとフィリピンに時差はなく、共に日本とはマイナス1時間の時差があります。

フィリピンは1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候で、1年の平均気温は26~27℃です。雨期(6~10月)と涼しい乾期(11~2月)、暑い乾期(3月〜5月)がありますが、地域差がありセブ島では1年を通して明確な雨期はありません。服装は日本の夏ものでOKですが、冷房対策に長袖シャツがあると安心です。雨季は急なスコールがあるので、折り畳み傘などを常備しておくと便利です。


フィリピンの通貨やチップ制度について

通貨単位はフィリピンペソ(Philippine Peso)、補助通貨はセンタボ (C)と呼ばれています。1ペソ(P)=100センタボ(C)です。2022年4月現在、1ペソ=2.46円

チップに関しては、マニラなどの主要エリアのレストランでは、伝票に既にサービス料が含まれている場合が多いです。フィリピンでは欧米ほど厳格なチップの義務はありませんが、感謝の気持ちとしてサービスを受けた時に渡します。チップを支払う場合は、料金の10%程度が妥当です。


フィリピンの観光スポット

マニラ

スペインの統治下にあったマニラは、アジアでありながら西洋の遺跡や歴史的建造物が残る美しい街です。観光やショッピングはもちろん、手つかずの大自然が残されていて様々なアクティビティが楽しめます。マニラ湾に沈む夕日は、「世界三大夕景」に称され、“東洋の真珠”と呼ばれるほど真っ赤に燃えるような夕焼けが印象的です。

フィリピンには現在、世界文化遺産が3件、世界自然遺産が3件、合計6件の世界遺産があります。透き通る美しい海が広がる国立公園や、スペイン統治時代の名残りを感じる町並みなど、フィリピンの地理や歴史、文化を体感できる多様性に富んだ名所が登録されています。



セブ島

世界有数のリゾートアイランドとして知られるセブ島は、マクタン島をはじめ、バンタヤン島、オランゴ島、マラパスカ島などの小さな島々に囲まれています。最高のロケーションとリーズナブルな学費で、留学先としても日本人から人気があります。マニラからセブ島は約700km、飛行機で1時間の距離です。フライトは1週間に200便ほどあり、チケットは片道3,000円~5,000円です。

フィリピンの海は透明度の高さが自慢です。海面から水深20〜30メートルまで見えるところが多いです。一年中穏やかな気候のフィリピンのリゾートでは、様々なマリンスポーツもおすすめです。セブ島は恵まれた自然環境だけではなく、世界指折りの観光施設としても発展していて多くの人を魅了しています。



フィリピンで体験できるアクティビティ

フィリピンの穏やかな気候と透き通った海は、どんなアクティビティも特別な体験にしてくれます。フィリピンの自然を満喫できる今人気のマリンスポーツを3つご紹介します。


ダイビング

フィリピンには素晴らしいダイビングスポットがたくさんあります。水質の美しさと海洋生物の豊富さはもちろん、フィリピンの海には遺跡や沈船も眠っていて、貴重な体験が楽しめます。ダイビング・インストラクター取得コースを用意しているところもあり、ほぼ3日間でライセンスを取得することも可能です。


パラセーリング

パラセーリングはパラシュートを装着し、スピードボートに引かれ、海上を空高く飛ぶマリンスポーツです。上空から美しい島々と、青い海、白い砂浜を見渡すことができ、ダイビングやシュノーケリングに次いで、人気のあるマリンスポーツです。特別な資格は必要ないので、子供から大人まで、一年を通して楽しむことができます


アイランドホッピング

アイランドホッピングは船でいくつかの島を巡って、景色を堪能しながらシュノーケリングやダイビング、マリンスポーツを楽しみます


フィリピンの食事

フィリピン料理は先住民族が食べていたシンプルな調理法から、スペインや中国の食文化を取り入れた料理など、多彩な味わいを持っています。島国のため、新鮮な魚介類を使ったものが多く、日本人にも馴染みやすい料理が数多くあります。主食のお米は日本米に比べるとパラパラとしているので、好き嫌いが分かれるかもしれません。南国の美味しいトロピカルフルーツも格別です。


マンゴーライス

※写真はイメージです。

タイでは王国のスイーツとして有名な「マンゴーライス」は、フィリピンでも定番の人気スイーツです。もち米に新鮮なマンゴーをのせて、甘いコンデンスミルクをかけた一品です。初めて見ると少し驚いてしまう組み合わせですが、お餅やおはぎなどもち米をスイーツにしている日本人にはどこか親しみやすい味がクセになります!美味しいマンゴーライスが食べられるお店は下記を参考にしてください。

Mango Tree Bonifacio High Street Central (マンゴーツリー)
住所:7th Avenue, Bonifacio High Street Central, Taguig, 1634 Metro Manila
電話:7621 3233
営業時間:月〜日 11:00-22:00
他店舗:City of Dream(詳細はこちら
    Mango Tree Cafe(Trinoma、Ayala Manila Bay、SM Baguioなどその他4店舗)
WEBサイト



異国情緒の中に懐かしさを感じる居心地の良さ

フィリピンはスペインの統治下にあったことから、中世のスペインにタイムスリップしたかのような異国情緒溢れる美しい街並みが人々を魅了しています。日本やシンガポールとも違う独特の雰囲気の中に、同じアジアの居心地の良さと、懐かしさを感じさせる不思議な魅力のある場所です。コロナの影響により海外旅行の制限がありましたが、これからは少しづつ近場のアジアの魅力を再発見していくのもいいですね。

【渡航最新情報】
2022年4月1日より、該当するビザならびにワクチン接種証明書(12歳以上)を有する外国籍者は、原則として隔離なしの入国が可能になりました。これにより、外国人の入国が全面的に解禁となり、査証取得者・長期滞在予定者の渡航手続きが簡素化されます。コロナに関する最新の情報は、在日フィリピン大使館のHPにて詳細をご確認ください。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。




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この記事を書いた人

SingaLife知りつくし隊

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