シンガポールの「プラナカン」とは?独自の文化や歴史をご紹介!レストランや雑貨ショップ情報も!

東西の文化の融合が起源とも言われるプラナカン文化。今回は、華やかで奥が深いプラナカンの文化や歴史についてまとめました。プラナカン料理を堪能できるお店や、おすすめのお土産屋さんも一挙にご紹介します!




シンガポールの「プラナカン」とは?

プラナカン(Peranakan)とはマレー語で「地元生まれの子」という意味を持つ言葉で、一般的には東南アジアに移住した中国人と、現地マレー人との間に生まれた子孫のことを指します

15世紀後半、中国からマレーシアやシンガポールにやってきた貿易商人の一部は、マレー女性との間に家庭を持ち定住しました。その後、彼らの子孫は中国、マレー、そしてヨーロッパの文化を融合させた独自の「プラナカン文化」を築き上げました。


プラナカンの歴史

14世紀末に、マラッカ海峡に面したマレー半島とスマトラ半島にまたがる地域に誕生したマラッカ王国は、交易の中心として繁栄していました。中国から東南アジアへ移住した人々も多く、シンガポールの中国系移民の数は急増しました。そして彼らの子孫たちが、プラナカンと呼ばれるグループを作るようになったと言われています。

プラナカンは、マレー系以外の外国人男性とマレー系女性との婚姻による子孫のことで、必ずしも中国系に限ってはいません。ただマレー社会のプラナカンは中国系が多いので、一般的にプラナカンといえば中国系プラナカンのことを指します。


プラナカンの文化

いくつもの多彩な文化を融合させて生み出されたプラナカン文化は、衣・食・住のすべてにおいて独自のスタイルを築き上げています。特に鮮やかな色使いが特徴的でグリーン、ターコイズ、ピンク、ゴールドに近い黄色がファッションや建築に使われています。

料理にも独自性が表れていて、伝統的なマレー料理とインドネシア料理やタイ料理を融合し、中華風のアレンジを加えています。美しいものを好むプラナカンの文化は、華やかさとオリジナリティーをあわせもっていると言えます。


プラナカン建築(カトン地区の街並み)

プラナカン建築の特徴は、明るいパステルカラーと美しい装飾です。西洋建築を取り入れた外壁のパステルカラーと、プラナカンタイルと呼ばれる多彩にデザインされたレリーフ調のタイルが見事に調和。そこに中国やインドのデザインを盛り込み、東西の文化を融合させています。

現在もシンガポールのいたるところでプラナカン建築が見られ、特に有名なのがカトン地区のジョー チアット ロード周辺。この地域にはプラナカンやユーラシアンの子孫のコミュニティーがあったので、プラナカン建築がたくさん残っています。


プラナカン料理

プラナカン料理は「ニョニャ(マレー系の女性)」料理とも呼ばれていて、マレー料理と中華料理をミックス、さらにタイ、インドネシア、インド、そしてヨーロッパの影響も受けた多国籍料理と言われています。主に中華料理の食材を使用し、そこにプラナカン料理のベースとなるココナッツミルク、カレー粉、チリぺーストなどを使います。さらにパンダンリーフやレモングラスなどのマレー系ならではのスパイスも加わり、豊かな風味と色合いを生み出します。


True Blue Cuisine

出典:True Blue Cuisine

カトンの中心部にあるTrue Blue Cuisine(トゥルー ブルー キュイジーヌ)は、プラナカン建築の様式を生かした優雅な空間で、パーティーや結婚披露宴などにも利用されています。代表的なプラナカン料理「Ayam Buah Kelua(アヤム ブアクルア)」は、秘伝のスパイスで鶏肉を煮込んだ料理で、一度食べたらやみつきになる人が続出!昔ながらの伝統の味です。

True Blue Cuisine(トゥルー ブルー キュイジーヌ)
住所:47/49 Armenian Street S179937
最寄り駅:City Hall駅
営業時間:月〜土 11:30-14:30, 17:30-21:30
定休日:日
電話番号:6440 0449
WEBサイト

 

Tingkat PeraMakan

出典:PeraMakan

Tingkat PeraMakan(ティンカット ペラマカン)で味わえるのは、ニョニャのレシピを使った伝統的なプラナカン料理です。「おばあちゃんの味」のような懐かしさを感じる料理を再現。加工食品は使用せず、多種多様なスパイスで健康的なプラナカン料理を提供しています。

メイン、サイドディッシュ、デザートから選べる定食スタイルが人気。レストラン品質をリーズナブルな価格で楽しめます。

Tingkat PeraMakan(ティンカット ペラマカン)Owen Road店
住所:119 Owen Road S218924
最寄り駅:Farrer Park駅
営業時間:月〜日 11:30-21:00
定休日:無
他店舗:有 (Alexandra Retail Center, Paya Lebar Quarter, Thomson Plaza)
※住所や営業時間はHPをご参照ください。
電話番号:6291 3474
WEBサイト



おすすめ!プラナカン雑貨のお土産ショップ

Rumah Kim Choo

出典:Kim Choo Kueh Chang

Rumah Kim Choo(ルマ キム チュー)は、プラナカングッズといえばここ!と言われるほど老舗の雑貨店。プラナカン女性の民族衣装「サロン ケバヤ」ビーズサンダルなどを豊富に取り揃えていて、ビーズサンダルはすべてハンドメイドの一点もの!多彩なデザインの中からお気に入りを見つけてみては?

Rumah Kim Choo(ルマ キム チュー)EAST COAST店
住所:111 East Coast Road S428800
営業時間:月〜日 9:00-21:00
定休日:無
電話番号:6741 2125
他店舗:有
※住所や営業時間はHPをご参照ください。
WEBサイト



Far East Fine Arts

出典:Far East Fine Arts

お土産にぴったりな雑貨なら、Far East Fine Arts(ファー イースト ファイン アーツ)。別名が「チョーさんのお店」で、店主のチョーさんが厳選した商品が所狭しと置かれています。アタ製小物や刺繍入りの巾着など、職人が手作りしたここでしか買えない物がたくさん!価格もリーズナブルで、買いすぎても安心です!

Far East Fine Arts(ファー イースト ファイン アーツ)
住所:304 Orchard Road #03-50 Lucky Plaza S238863
営業時間:月〜土 12:00-16:00
定休日:日祝
電話番号:6235 1536
WEBサイト



Rumah Bebe

出典:Rumah Bebe

Rumah Bebe(ルマ ビビ)は、カトン地区にある雑貨屋さん。プラナカン文化の工芸品を販売しながら、プラナカン伝統の焼き菓子店も兼ねています。華やなプラナカン陶器やビーズ刺繍のアイテムなどが揃う中、店内にあるNYONYA NOSH@Rumah Bebe(ニョニャ ノッシュ@ルマ ビビ)では、化学調味料を使用しない手作りのタルト、ペイストリー、ケーキなどが購入できます。

Rumah Bebe(ルマ ビビ)
住所:113 East Coast Road S428803
営業時間:火〜日 9:30-18:30
定休日:月
電話番号:6247 8781
WEBサイト



Thow Kwang Pottery Jungle

出典:Thow Kwang Pottery Jungle

西部郊外にあるThow Kwang Pottery Jungle(ソウワン ポッタリー ジャングル)は、プラナカン陶器の品揃えが随一とも言われる窯元です。中心地より安くプラナカン食器が購入できるので、遠出して行く価値あり!パステルカラーと鳳凰や牡丹の独特の組み合わせは、圧巻の美しさです。かさばらないレンゲや箸置きなどは、お土産にもぴったりです!

Thow Kwang Pottery Jungle(ソウワン ポッタリー ジャングル)
住所:85 Lorong Tawas S639823
営業時間:月〜日 9:00-17:00
定休日:無
電話番号:6265 5808
WEBサイト



Aster Peranakan Tiles Gallery

出典:Aster Peranakan Tiles Gallery

おしゃれなプラナカンタイルを購入できるのが、Aster Peranakan Tiles Gallery(アスター プラナカン タイル ギャラリー)です。プラナカン建築の外壁を飾る美しいアンティークタイルと、ほぼ同じデザインで再現したタイルがお土産に人気。店主が約2カ月かけて手作業で仕上げるタイルは、美術品とも言えます。マグネットタイプのものもあるので、普段使いに便利です!

Aster Peranakan Tiles Gallery(アスター プラナカン タイル ギャラリー)
住所:36 Temple St #01-04 S058581  
最寄り駅:Chinatown駅
営業時間:月〜日 12:00-18:00
定休日:無
電話番号:6684 8600
WEBサイト



シンガポールでプラナカンの文化に触れよう

いかがでしたか?今回は、繊細さと優雅さを兼ね備えたプラナカンの文化をご紹介しました。代々受け継がれている伝統が、豊かなプラナカン文化の証と言えます。これを機に、プラナカン料理を味わいたい!工芸品に触れてみたい!と思っていただければ幸いです。




●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLifeグルメ倶楽部

編集部が実際に足を運んだ選りすぐりの飲食店や、話題のカフェ・レストラン、最新グルメなど、シンガポールの食にまつわる旬の情報をご紹介します!次に食べたいグルメやお気に入りのお店が見つかるかも?