【2025年版】シンガポールの無料デーまとめ!美術館・博物館・親子スポットが“入場無料”になる日をチェック PR

シンガポールには家族で楽しめる美術館や博物館、アクティビティ施設が数多くありますが、実は特定の日に入場無料になるお得なチャンスがあるのをご存じですか?国の文化政策や記念日イベントにあわせて、人気スポットが誰でも無料で楽しめる日が用意されています!

本記事では、2025年に無料で楽しめるシンガポールの施設やイベント日程をまとめてご紹介。旅行者にも在住者にも役立つ、お財布にやさしい最新情報をチェックしてみましょう!

シンガポールには“無料デー”があるのを知ってる?

シンガポールでは人気のミュージアム施設はもちろん、一部の美術館や博物館、ファミリー向け施設などが入場無料になる無料デーを実施しています。

文化芸術の振興や地域イベントの一環として誰でも気軽に参加できるのが魅力。シンガポールの文化に触れる貴重な機会なので、ぜひ活用してみるのはいかがでしょうか。

【2025年】シンガポールの無料開放日まとめ

実は博物館などの施設が無料になる日はたくさんあります!以下でそれぞれの日にちと施設についてご紹介します!2025年5月現在の情報で今後変更となる可能性もあります。訪問前には必ず各施設の公式情報をご確認ください。

2月1日〜2月2日【Chinese New Year】

中国の旧暦(太陰暦)に基づく新年の祝祭で、春節とも呼ばれます。中国をはじめ、シンガポール、台湾、マレーシア、ベトナム、韓国などアジアの多くの国や地域で祝われています。

無料になる施設

🔶Singapore Chinese Cultural Centre(シンガポール中国文化センター)

出典:Singapore Chinese Cultural Centre

中国政府が設立した文化交流施設で、シンガポールにおける中国文化の紹介と促進を目的としています。2015年11月7日に開館し、建物は11階建てで、図書館、教室、多目的ホールなどを備えています。

Singapore Chinese Cultural Centre(シンガポール中国文化センター)
住所:1 Straits Blvd, S018906
営業時間:月 14:00-20:00、火〜日 10:00-20:00
定休日:無
電話番号:6812 7222
WEBサイト 



🔶National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)
2025年1月29日(水)と30日(木)の2日間

出典:National Museum of Singapore

シンガポールの歴史と文化を紹介する国内最古の博物館。シンガポールの歴史、植民地時代から現代までの歴史が時系列で紹介されていたりします。

常設展はシンガポールの国民と永住権保持者は年中入場無料です。(入場の際にNRICを提示する必要あり)

National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)
住所:93 Stamford Rd, S178897
営業時間:月〜日 10:00-18:30
定休日:無
電話番号:6332 3659
WEBサイト



🔶National Gallery Singapore(ナショナルギャラリー シンガポール)

出典:National Gallery Singapore

昔の市庁舎と最高裁判所の建物を利用してつくられました。2015年にオープンし、東南アジアで最大の近現代アート美術館です。

19世紀〜現代までのアートの流れが学べたり、シンガポールや東南アジアの絵画や彫刻がたくさん展示されています。子ども向けの体験スペースもあり、家族で楽しめるスポットです。

シンガポールの国民と永住権保持者は年中入場無料です。(入場の際にNRICを提示する必要あり)

National Gallery Singapore(ナショナルギャラリー シンガポール)
住所:1 St Andrew’s Rd,S178957
営業時間:月〜日 10:00-19:00
定休日:無
電話番号:6271 7000
WEBサイト 

 


3月31日【Hari Raya Puasa】

イスラム教の断食月「ラマダン」の終了を祝う重要な祝祭日で、日本語では「断食明け大祭」とも訳されます。マレー語で「Hari Raya」は「祝祭日」、「Puasa」は「断食」を意味します。

無料になる施設

🔶Istana Open House(イスタナ オープンハウス)
2025年4月13日

シンガポールの大統領官邸イスタナが年に数回、一般公開される特別なイベントです。通常は非公開のイスタナの敷地や建物を見学できる貴重な機会です。んが喜びそうなものを一緒に行って選ぶのも良さそうです。

The Istana
住所:Orchard Rd, S238823
営業時間:月〜金 8:30-18:00
定休日:土日
電話番号:8720 6021
WEBサイト

 

🔶Children’s Museum Singapore(チルドレンズ ミュージアム)
2025年4月19日

出展:Children’s Museum Singapore

シンガポール初の12歳以下の子ども専用ミュージアムとして、2022年12月にオープンしました。かつてのシンガポール切手博物館(Singapore Philatelic Museum)をリニューアルし、子どもたちが遊びながら学べる体験型の展示が魅力的なミュージアムです。

Children’s Museum Singapore
住所:23-B Coleman St, S179807
営業時間:火〜日 9:00-10:45/11:00-12:45/14:00-15:45/16:00-17:45
定休日:月
電話番号:6337 3888
WEBサイト


5月18日【International Museum Day】

世界中の博物館がその社会的、文化的役割を祝うために毎年5月18日に開催される記念日です。1977年に国際博物館会議(ICOM=International Council of Museums)によって創設されました。

無料になる施設

🔶Changi Chapel and Museum(チャンギ礼堂・博物館)

出典:Changi Chapel and Museum

第二次世界大戦中の捕虜収容所の歴史を伝える博物館で、戦時中の生活や体験を学ぶことができます。シンガポールの国民と永住権保持者は年中入場無料です。(入場の際にNRICを提示する必要あり)

Changi Chapel and Museum(チャンギ礼堂・博物館)
住所:1000 Upper Changi Rd N, S507707
営業時間:火〜日 9:30-17:30
定休日:月
電話番号:6242 6033
WEBサイト


🔶National Gallery Singapore(ナショナルギャラリー シンガポール)
🔶National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)


8月9日【National Day】

毎年8月9日に祝われる国家の祝日で、1965年にマレーシアからの独立を記念しています。2025年は、独立59周年を迎えます。当日はパレードや花火などで街中が賑わいます。

無料になる施設

🔶National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)
🔶National Gallery Singapore(ナショナルギャラリー シンガポール)

10月20日【Deepavali】

Deepavali(ディパバリ)は、シンガポールでも重要な祝日の一つです。名前の由来はサンスクリット語の「Deepa(ランプ)」と「Avali(列)」で、「ランプの列」を意味します。

シンガポールは多民族国家のため、ヒンドゥー教徒以外もお祝いに参加することがあります。またディパバリ期間中、リトル インディアでは街全体がライトアップされ、華やかな雰囲気に包まれます。

コンドミニアムでもディパバリの装飾が施されます。多くのショッピングモールや観光地では、期間限定のディパバリ装飾やプロモーションも実施されます。

無料になる施設

🔶Indian Heritage Centre(インディアン ヘリテージ センター)

出典:Indian Heritage Centre

インドおよび南アジアの歴史、文化、芸術を紹介しています。2015年に開館され、シンガポールのインディアンコミュニティの多様な遺産を展示しています。

Indian Heritage Centre(インディアン ヘリテージ センター)
住所:5 Campbell Ln, S209924
営業時間:火〜日 10:00-18:00
定休日:月
電話番号:6291 1601
WEBサイト


通年で楽しめる!シンガポールの無料&割引プログラム

シンガポールには、お得に楽しめる無料や割引プログラムが実は数多く存在しています。高温多湿な気候の中でも屋内外で快適に過ごせる施設が揃っており、家族連れやカップル、友達ともおすすめです。

ArtScience Museum「ファミリーフライデー」

出典:ArtScience Museum

毎週金曜日に「Family Fridays(ファミリー フライデー)」という特別なプロモーションを実施しています。このプロモーションでは、12歳未満の子どもが最大4名まで、同伴する大人1名の有料チケット購入につき無料で入場できます。

🌟プロモーションの詳細

対象日:毎週金曜日

内容:
大人1名の有料チケット購入につき、12歳未満の子ども最大4名まで無料入場

適用除外日:
シンガポールの祝日および学校の休暇期間(児童の日、青年の日、教師の日、ナショナルデー翌日、PSLE採点日など)

チケット購入方法:
オンラインの専用リンクまたはアートサイエンス ミュージアムのチケットカウンターにて購入。

ArtScience Museum(アートサイエンス ミュージアム)
住所:6 Bayfront Ave, 018974
営業時間:日〜木 10:00-19:00、金土 10:00-21:00
定休日:無
電話番号:6888 8888
WEBサイト 

 

Battlebox

出典:Battlebox

Battlebox(バトルボックス)は1936年に建設が始まり、1939年に完成しました。フォート カニング ヒルの地下約9mに位置し、爆撃や砲撃に耐えるよう設計されました。第二次世界大戦時の地下指令所で、現在は博物館として一般公開されています。この施設は、マレー作戦およびシンガポール陥落の際に、連合軍の司令部として使用されました。

入場は年中無料ですが、音声ガイドなど一部の追加サービスは有料となっています。  

Battlebox(バトルボックス)
住所:2 Cox Terrace,S179622
営業時間:水〜日 10:00-17:00
定休日:月火
電話番号:6320 0581
WEBサイト

 

Singapore Botanic Gardens

出典:Botanic gardens

Singapore Botanic Gardens(シンガポール植物園)は、1859年に設立された歴史ある熱帯植物園です。2015年には、東南アジアで初めてユネスコの世界遺産に登録されました。

ツリーハウスや吊り橋など子ども向けの遊び場や農園もあり、自然と触れ合いながら学ぶことができます。入場料は年中無料ですがナショナル オーキッド ガーデンのみ有料です。

Singapore Botanic Gardens(シンガポール植物園)
住所:1 Cluny Rd, S259569
開園時間:月~日 5:00-0:00
閉園日:無
電話番号: 1800 471 7300/6471 7138
WEBサイト

 

シンガポール市民および永住者が無料入場可能な施設

1.Asian Civilisations Museum(アジア文明博物館)
中国、東南アジア、南アジア、西アジアの遺産をテーマ別に展示しています。特に、9世紀のタン船の沈没船から発見された陶磁器や金銀製品を展示する「クー テック プアット ギャラリー」は見どころの一つです。
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2.National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)
1887年に設立されたシンガポール最古の博物館で、700年以上にわたるシンガポールの歴史を紹介しています。常設展示「シンガポール ヒストリー ギャラリー」では、植民地時代から現代までの重要な出来事や人物を取り上げています。また、最新の技術を活用したインタラクティブな展示も特徴です。
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3.Peranakan Museum(プラナカン博物館)
プラナカン文化を専門に扱う博物館で、2023年に大規模な改装を経て再開館しました。中国系、マレー系、インドネシア系の影響を受けたプラナカンの生活様式や工芸品を展示しており、特に精巧なビーズ刺繍や陶磁器、婚礼衣装などが見どころです。
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4.Sun Yat Sen Nanyang Memorial Hall(サン・ヤット・セン南洋記念館)
この記念館は、中国革命の父、孫文(サン・ヤット・セン)の東南アジアでの活動を紹介する博物館で、バレスティア地区にある植民地時代のヴィラを利用しています。シンガポール華人の1911年の辛亥革命への貢献や、その影響についても詳しく展示されています。しかし、現在は2024年9月から2027年までの改装工事のため休館中ですが、オフサイトでのプログラムやイベントは継続されています。  
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5.Changi Chapel and Museum(チャンギ礼拝堂・博物館)
第二次世界大戦中、日本軍によってチャンギ刑務所に収容された戦争捕虜や民間人の生活を紹介する戦争博物館です。展示品には、捕虜たちが密かに記録した日記や写真、手作りの宗教画などが含まれています。当時の礼拝堂を再現したチャペルも敷地内にあります。2021年にリニューアルオープンし、理解しやすい作りとなっております。
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6.Reflections at Bukit Chandu(ブキット チャンドゥの記憶)
この施設は、第二次世界大戦中の1942年2月に行われた「パシル パンジャンの戦い」において、マレー連隊が勇敢に戦った歴史を称え、後世に伝えることを目的としています。マレー連隊の勇敢な戦いを記念する施設で、シンガポールの戦争史に焦点を当てています。
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シンガポールの無料デーを利用する時の注意点

無料デーは、普段なかなか行かない場所にも足を運ぶ良いきっかけになりますよね。上手に活用すればお得に観光や学びを楽しめますが、以下の点には注意が必要です。

1.無料の対象は「常設展」のみの場合が多い
特別展や企画展は別途入場料が必要なことが多く、無料になるのは常設展に限られる場合があります。訪問前に展示の種類を確認しましょう。

2.国籍や居住ステータスによって条件がある施設も
施設によっては、無料の対象をシンガポール国民や永住者(PR)に限定している場合があります。外国人や旅行者は対象外となることもあるので、事前に利用条件を確認することが大切です。

3.事前予約が必要な場合もある
混雑緩和や人数制限のために、無料デーでもオンラインでの事前予約が必要な場合があります。予約がないと入場できないケースもあるので、公式サイトなどで予約方法をチェックしましょう。

4.開催情報は直前に発表されることが多い
無料デーの情報は突然発表されることもあるため、施設の公式ウェブサイトやSNSをこまめにチェックしておくのが安心です。

5.無料デーは混雑しやすい
通常よりも来場者が多くなり、特に週末や祝日は混雑します。できるだけ早めの時間帯に訪れるなど、スケジュールには余裕を持つようにしましょう。

無料デーでシンガポールの文化を体験しよう

シンガポールの魅力をたっぷり味わえるこの無料デーをお見逃しなく!家族や友人と一緒に、シンガポールの文化に触れる特別な一日をぜひお楽しみください。

⚫︎この記事では一般公開されている無料デー情報をまとめています。今後変更となる可能性もあるため、訪問前には必ず各施設の公式情報をご確認ください。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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