シンガポールで出産することに!日本メディカルケアでの出産の流れをご紹介!

シンガポールで妊娠・出産の予定がある方は、住み慣れた日本でのできごとではないため、最初はやはり戸惑いや不安が生まれますよね。

そこで今回は、シンガポールで唯一、妊婦検診から分娩までを一貫して診ていただける「日本メディカルケア」についてご紹介します。シンガポールでマタニティライフを安心して過ごせます!




妊婦健診の流れ

シンガポールで妊娠・出産を予定される方にとって「日本メディカルケア」での日本語による医療サービスは、大きな安心につながります。在星歴が長く、日本での分娩実績や、高度生殖医療にも豊富な経験をお持ちの鍋島寛志院長をはじめ、助産師もすべて日本人とのことで、ご自身の体調のことなども事細かく相談できますね。

また「日本メディカルケア」は、シンガポールでも有数の私立病院「グレニーグルス病院(Gleneagles Hospital)」の中にあり、専門医による精密検査や治療が必要と診察された際には連携して受診できるしくみになっています。

それでは、実際にシンガポールで妊娠から出産までを経験する場合、どのような流れになるでしょうか?日本メディカルケアにお聞きしました。みなさんの気になることを、Q&Aでお答えしていきます!


妊婦検診の基本スケジュール

期間
(受診頻度)
基本検査週数に沿った検査
【初期~】診察
超音波検査
妊娠検査(尿検査、採血)
子宮頸部細胞診(オプション)
【11~24週】
4週間に1回
血圧、体重測定
尿検査
診察
超音波検査
11週〜14週頃 初期血液検査
12週頃 FTS検査
10週~ NIPT (母体血胎児染色体検査)(オプション)
12~16週 絨毛検査(オプション) ,羊水検査(オプション)
20週 FAS検査
【28~35週】
2週間に1回

血圧、体重測定
尿検査
診察
超音波検査

28週 後期血液検査
35週 GBS
【36~40週】
毎週
36週 後期血液検査
38週~胎児心拍モニタリング

<日本メディカルケア 公式サイト掲載資料に基づき作成>


詳細はこちらをご覧ください。

【初期~】

Q. 妊娠がわかったらいつ頃病院へ行ったらよいでしょうか?
A. 最終月経後6週間後に受診をお願いしています。
妊娠5週頃からGS(胎嚢)が確認でき、妊娠6週から心拍の確認ができると言われています。また、初回の妊婦検診の際に「受診の手引き」(上記写真)を配布しています。日常生活の注意点や妊婦検診の流れ、入院についてなど詳しく記載していますのでぜひご覧ください。

Q. 病院の見学はできますか?
A. 現在は コロナ禍のため、ZOOMでのマタニティーツアーを行っています。

Q. 出産費用はどのくらいかかりますか?
A. 帝王切開と経腟分娩で費用は異なります。
日本のように、出産育児一時金の制度などはありませんので、日本に比べると高額になる可能性があります。

【11~24週】

Q. 11~14週頃に行われる初期血液検査とはどのようなものですか?
A. シンガポールで一般的に行われる検査で、血液型、血算、血糖、B型肝炎抗原・抗体、HIV抗体、梅毒血清反応、風疹ウィルス抗体の検査等を行います。

Q. 12週頃から行われるFTS検査とはどのようなものですか?
A. FTS検査とは「First Trimester Screening」のことで、イギリスで開発された、妊娠初期スクリーニングとして、シンガポールでも行われている検査です。
超音波検査と母体血清マーカーを組み合わせて、胎児の染色体異常やそのほか大きな異常がないか検査します。

Q. 20週頃から行われるFAS検査とはどのようなものですか?
A. FAS検査とは「Fetal Anomaly Scan」のことで、日本では「胎児ドック」と称して行われているところもありますが、まだ一般的ではありません。
シンガポールでは、通常の妊婦健診ではなく、胎児スクリーニング検査の資格がある超音波検査専門の担当者が、産科専門の高解像度エコーで時間をかけて赤ちゃんをしっかりチェックします。この検査によって、胎児に構造上、あるいは染色体の異常が見つかったり、胎盤の位置や子宮の入口の長さに異常が見つかったりした場合の対処を早く行うことができます。

Q. もし赤ちゃんに異常が見つかったら、どのような流れになりますか?
A. 何の異常かにもよりますが、シンガポールの専門医のドクターと連携を取り、ママと赤ちゃんのサポートを行っていきます。

【28~35週】

Q. 28週頃に血液検査が行われますが、どのようなことを検査しますか?
A. 貧血検査と「75gOGTT(糖負荷試験)」を行います。
後者は、妊娠糖尿病の検査で、日本ではしている病院としていない病院がありますが日本メディカルケアでは妊婦さん全員に行っています。

Q. 35週頃に行われるGBS検査とはどのようなものですか?
A. B群溶連菌の検査のことで、腟と肛門から検査します。
本来は常在菌で2~3割くらいの方から検出されますが、健康な大人はまったく問題ありません。しかし、分娩時に胎児に感染すると、胎児は免疫が弱いため、重症のGBS感染(発熱、肺炎等)をおこす可能性があります。GBSが検出された場合は分娩前に抗生剤を使用します。


母親学級について

現在は、新型コロナウイルス感染症の影響で行っていませんが、感染状況が落ち着いてきたら、妊娠中期、後期に母親学級を開催する予定です。また、現在は、妊婦健診に来院された際に、助産師と個別にお話しています。また、パパとママのご都合に合わせて、両親学級を個別で行うこともあります。

時期受講内容
妊娠初期向け初期・中期に気をつけたいこと、からだとこころの変化、妊娠中の食事、妊娠中の口腔ケアについてなど 
中~後期向けお産について、母乳育児、赤ちゃんの沐浴についてなど
産後のケア母乳支援育児、母と子の産後1カ月健診までの過ごし方、生後の予防接種など

<日本メディカルケア 公式サイト掲載内容に基づき作成>



Q. 両親学級に参加することに加えて、出産に対するパパの心がまえはどのようにしたらよいでしょうか?
A. ママは、体の変化や胎動により母性が芽生えてきやすいですが、パパは体の変化もないため、実感が湧くまで時間がかかる人も少なくありません。
二人でベビーグッズを買いに行ったり、毎日ママのお腹に声をかけてあげたりして、二人でマタニティライフを楽しんでもらえたら嬉しいです。


無痛分娩について

Q.日本ではまだ主流ではない無痛分娩の流れが気になります。赤ちゃんの誕生日の決定などは、どのように計画を立てるのでしょうか?

A. 分娩予定日は9週〜11週頃に赤ちゃんの大きさで決まります。
計画分娩にする場合は、個人差もありますが、基本的に39週頃に計画をたてます。ただ、初産婦さんで、計画分娩の日が近づいてもお産の兆候がまったくない場合は、40週頃まで待つこともあります。

無痛分娩の流れは特に決まりはなく、ママが希望したらいつでも無痛にできます。日本ではまだ主流ではなく、病院やクリニックによってルールがありますが、日本メディカルケアでは特にルールはありません。無痛分娩の最大のメリットとしては、痛みが緩和されます。また、余計な力が入らないため、産後の筋肉痛などは少ないです。

一方、デメリットとしては、微弱陣痛といって、陣痛が弱くなり、分娩のための所要時間が長くなりがちなことが挙げられます。 また、麻酔でいつ陣痛がきているのか分からず、いきむタイミングが難しく、吸引分娩やクリステレル分娩になりがちです。さらに、麻酔を入れると、絶食になりトイレも自分で行けなくなります。尿を溜める管も、お産が終わるまで入れたままとなります。麻酔の副作用として、吐き気や頭痛が起こる方もいます。

シンガポールでは、無痛分娩が一般的です。日本では、お産中はスクワットしたり、四つん這いになったりして、赤ちゃんが産道をうまく通ってこれるようにママが動くことが多いです。そのため、赤ちゃんは、出口がわかりやすく、スムーズに出てこれることが多いですが、無痛分娩では寝たきりになってしまうので、回旋異常といって、赤ちゃんが出口をうまく見つけられず、時間がかかって難産になることも少なくありません。

ただメリットとして痛みがないのは最大のポイントです!人生でお産は数回しかありません。ご家族でどんなお産にしたいか考えて選択していただけたら幸いです。


出産時の入院から退院まで

グレニーグルス病院(Gleneagles Hospital)での出産を希望される場合は、事前に手続きを済ませておくと、スムーズに入院ができます。

【入院時の持ち物】
※出産予定日の少なくとも2~3週間前までには準備しておきましょう!

・身分証明書:パスポートまたはEP/DPなどのパス
・医師の紹介状や入院指示書
・産科病棟予約票
・保険証や支払保証書
・母子手帳
・めがね、コンタクトレンズケア品
・授乳用寝具や授乳ブラ(前開き、授乳口付きがベター)
・温度調整用の衣類(カーディガン、靴下など)
・スリッパ
・お好みのナプキン
・下着
・退院時のママとベビー用の衣類

 

Q. シンガポールでは、出産時には何泊入院するのでしょうか?帝王切開だと入院は長くなりますか?
A. 経腟分娩であれば2泊3日、帝王切開であれば3泊4日となっております。
ただし、赤ちゃんは肝臓機能が未熟のため「新生児黄疸」といって、生後2日目頃から黄疸が出始めます。3日目に退院となると、黄疸の値が上がり始めた頃に退院になるので、黄疸の値が高いと、「光線療法」というブルーライトを浴びる治療を行います。その場合は、赤ちゃんだけそのまま入院となります。基本的には翌日退院となります。


母乳外来について

「ママの母乳量を増やしたい」「授乳時に痛みがあって乳腺炎症になったかも?!」「赤ちゃんが母乳をうまく飲めていないかも。そもそも母乳は足りているの?」など、ママの悩みは尽きませんよね。

卒乳・絶乳や、育児のことなど、何でもお気軽にご相談ください。もちろん、他院でご出産されたママでも大歓迎です!予約制になりますので、空き状況をご確認ください。


退院後の乳児健診について

退院後は、生後2カ月でワクチン接種があります。その後は母子手帳どおりで、3〜4カ月健診、6カ月健診と続いていきます。

ワクチン接種や乳児健診は、日本メディカルケアの佐藤健一医師が行っております。離乳食で分からないことなど、いつでもご相談ください。


医師、助産師のご紹介

いつ訪れても温かくご対応いただける、日本メディカルケアの鍋島寛志院長と、助産師の祝迫亜弥さんです!

鍋島医師は、東北大学病院をはじめ地域の中核病院で、数千例のお産を取り上げたご経験とともに、大学の不妊チームでは、体外受精を含めた高度生殖医療と内視鏡手術を指導した経験をお持ちで、2012年来星後、2015年から日本メディカルケアの院長に就任されています。

また助産師の祝迫亜弥さんは、日本で助産師として働き、妊娠、出産、お産後のママと赤ちゃんをサポートしてきました。2021年の7月から日本メディカルケアで勤務されています。

また、乳児検診やワクチン接種などは、佐藤健一医師が診てくださいます。家庭医として、日本とシンガポールの多くの患者さんを診てこられたご経験で、さまざまな不調や体の悩みに寄り添ってくださいます。


日本メディカルケアのご紹介

日本メディカルケアは、1998年の開院以来、シンガポール及び近隣諸国の邦人の方々に対して、日本語による医療サービスを提供してきました。

大きな特色としては、日本メディカルケアは、シンガポールでも有数の私立病院である、グレニーグルス病院(Gleneagles Hospital)の中にあり、より専門医による検査や治療が必要になった場合、グレニーグルス病院内の専門医、技師、検査室と連携して取り組むことができます。

また、日本メディカルケアは、グレニーグルス病院やマウントエリザベス病院、マウントエリザベス・ノビナ病院、パークウェーイースト病院を運営するパークウェー・パンタイグループに属するクリニックであり、グループ内の最新医療と設備を活用し、より専門性の高い医療サービスを提供しています。

産婦人科のほかにも、通常の一般外来診療(総合診療)や、予防接種、健康診断や各種の人間ドッグなど、幅広く対応しています。

Nippon Medical Care(日本メディカルケア)
住所:#03-31, Annexe Block, Gleneagles Hospital, 6A Napier Road S258500
※グレニーグルス病院、マウントエリザベス病院及びYouth Park(Somerset付近)の巡回バスを利用可
外来診察受付時間:平日  9:00〜12:00 14:00〜17:30
         土曜日 9:00〜12:00
※一般外来はご予約不要、産婦人科は予約制です。
休診日:日・祝
電話番号:6474 7707
WEBサイト



シンガポールライフにかかせない「かかりつけ医」を探しているなら「日本メディカルケア」へ!

日本にいると、病院は身近に感じますが、海外では言葉や医療制度が違うこともあり、病院が遠く感じることもありますよね。そんな時、日本にいた時のような「かかりつけ医」が近くにあったら、どんなに気持ちが落ち着くことでしょう。

シンガポールの「かかりつけ医」それがまさに「日本メディカルケア」です!楽しいシンガポールライフも、健康な体があってこそ。妊娠・出産といったライフイベントはもちろんのこと、体調を崩してしまった時なども、ぜひ受診してみてはいかがでしょうか。

●本文中の情報は、執筆時点に基づきます。

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!