シンガポールでこどもごはん -第5回- こどもが喜ぶおやつ特集。市販でも安心・安全なおやつをご紹介

今回は、こどもの「おやつ」についてお伝えします。おやつはこどもにとって、3食のごはん以外で栄養をチャージする大切なもの。糖分や塩分を控えめにした、安心な素材の物を選びたいですよね。シンガポールで売られている、市販のおすすめおやつをご紹介します。赤ちゃんからこどもまで、安心して食べれる美味しいおやつをご一緒に見ていきましょう。




安心なおやつ選び

一度にたくさんの量を食べられない子どもにとって、おやつは3食では補い切れない栄養を摂取するための大切なタイミングです。おやつ=補食と考え、本来は「おやつ(間食)」が4回目のごはんになるのが理想です。

でもでも、美味しいおやつの時間。子どもにとっても楽しみな時間です。いつも栄養たっぷりの具沢山おにぎりやゆで卵、小魚や蒸したお芋、甘いおやつはNGね。という訳にはいかないですよね。糖分だけの甘いおやつに偏らず、糖分ばかりを摂りすぎないように気をつけながらおやつを選んであげましょう。

安定した血糖値が集中力を高め、精神を安定させます
白砂糖たっぷりの甘いお菓子やジュースは、血糖値が急激に上がったり下がったりします。血糖値が不安定になると精神的にも不安定になったり、「イライラ」しやすくなったりすると言われています。

一度急激に上がった血糖値が、その後急激に下がるタイミングでまた甘いものを食べたがり、泣いたり癇癪を起こしたりし、更に甘いものを食べることで興奮状態がエスカレートしたりします。(「シュガーモンスター」という言葉や絵本もあるんですよ。)

今回は美味しく食べられて素材も安心なおやつをご紹介していきます。

白砂糖(月齢が低いうちはできればそれ以外のお砂糖も)が使われていないシンプルなおやつを選んであげましょう。


赤ちゃんのはじめてのおやつ

いつから与える?

6〜7ヶ月頃から食べられるお菓子も販売されていますが、栄養面ではまだおやつは必要ではありません。3回食が進んでくる9ヶ月以降を目安に補食にもなるおやつの時間を充実させていきたいです。

自分で掴んでお口まで運んで食べるという流れは、赤ちゃんの運動能力や脳の発達を促してくれますし、小さな手と指で一生懸命おやつを掴もうとする姿はとってもかわいくて、もう少し早い時期からおやつをあげたいな。というご家庭も多いと思います。お砂糖たっぷりのたまごボーロなどは避け、安心素材のおやつからはじめてみませんか?

7ヶ月から与えられるキューピーの「おやさいぼーる」(写真左上)は砂糖食塩不使用で素材がとてもシンプルです。口溶けもよく、はじめてのおやつには最適だと思います。うちの子も8ヶ月の頃に、おやさいぼーるでおやつデビューしました。

8〜9ヶ月頃からはじめられる外国産のパフもシンプル素材やオーガニックの商品がいくつかありおすすめです。赤ちゃんが中に手を入れておやつを摘み出せるシリコンタイプのコンテナを利用すると便利です。ひっくり返してもこぼれにくいので外出先でも安心です。

これらのパフと牛乳や豆乳などを合わせてシリアル代わりに幼児のおやつにするのもおすすめです。ドライフルーツやナッツ、シードなどを追加すれば、たんぱく質や食物繊維も摂れる補食としてのおやつになります。忙しい日の朝ごはんにするのもありですね。

今回は、ドライブラックカラント(黒すぐり)、ひまわりの種とピスタチオを添えて牛乳と一緒に。トッピングをしたり牛乳を注ぐのを子どもにやらせてあげるのもおすすめです。


ドライフルーツやフリーズドライのフルーツ、ナッツなど

1歳を過ぎてくる頃から食べられるおやつがぐーんと増えます。

クッキーやビスケットが定番ですが、フリーズドライのフルーツがおすすめです。大きくなった子たちにも好評で、年齢を問わず美味しくいただくことができます。(大人が食べても美味しいですよ!)原材料はフルーツのみですし、一般的なドライフルーツよりもサクサクと柔らかく、歯が生えるのが遅めの子にも安心して食べさせることができます。

KiwigardenのApple Slices(フリーズドライのりんご)はほんとにサクサクと柔らかく口溶けがよいです。Wel.Bのシリーズは種類も豊富です。(写真はトップ画像の上段左から2番目)

レーズンも子どもたちに人気なおやつのひとつです。小さな箱に15gくらいずつ小分けになったレーズンは外出先でのおやつにも重宝します。小分けパックは食べ過ぎ防止にもなりますし、ほんとにこれが自然な甘さなの?と思うくらい甘くて美味しいです。

月齢が上がって噛む力が強くなり、アレルギーの心配がなければナッツもおすすめ。たんぱく質と良質な脂質が含まれていて、補食としてのおやつにもってこいです。

子どもの顎(あご)の発達や歯並びのためにしっかりと噛むことは大切だと言われています。噛みごたえのある食感のドライマンゴー(写真右上)もおすすめおやつのひとつです。前回ご紹介した量り売りのお店で購入できます。原材料がマンゴー100%のシンプルなものを選んであげてください。

よく噛むことは顎(あご)や歯並びによい影響があるだけではありません。硬いものを噛むことで脳の活性化にもつながります。


みんな大好き!クッキーやビスケットやチップス

クッキーとビスケット(写真左上と真ん中上)
さくっとした食感でおやつ感の高いクッキーやビスケットなどは、原材料がシンプルなものを選んであげましょう。海外の商品はアップルジュースやグレープジュースなどで甘みづけをしてあり、お砂糖が入っていないものが多くあります。購入時はパッケージの裏を確認するように心がけてあげてください。
無糖でもやさしい甘さで、味覚が敏感な子どもたちにはこれくらいで十分だと思います。うちの子は6歳ですが、今でもぱくぱく食べますよ。

無塩のポテトチップス(写真右上)
おとなも大好きなポテトチップス。大きくなってきたら子どもだって食べたくなりますよね。食べさせてあげたいけどまだちょっと早いかなぁという時期には、塩分を一切加えてないじゃがいもとサンフラワーオイルやキャノーラオイルだけのポテトチップスがおすすめです。Kettleから塩分無添加(Unsalted)のものが発売されています

シンプル素材のクラッカーやお煎餅(写真下段の3種)
月齢が上がってきて、多少の塩分は許容できるようになったら、素材のシンプルなクラッカーやお煎餅がおすすめです。



みんな大好き!アイスクリーム

冷たくて甘いアイスクリームは魅惑の食べものですよね(笑)わが家ではシャーベットタイプのこちらのシリーズを常備しています。

ほぼ100%ジュースを凍らせただけのシャーベットですが、シャリシャリと冷たくて、ジュースを飲むより特別感がしっかりあります。ひとつあたり100g程度。100mlのジュースならあっという間に飲み切ってしまいますが、シャーベットになっていれば満足感たっぷりです。パッケージの形状から溶けてこぼれることも少ないのでママのストレスも少なめです。

コードレスのかき氷器

電池式なので電圧の違いを気にすることなく使えます。一時帰国時に日本で購入したり、Amazonや楽天の海外発送などで購入することも可能です。

氷を削ってシロップをかけるのが一般的なかき氷ですが、100%のフルーツジュースを凍らせて削れば、安心素材のシャリシャリかき氷があっという間に出来上がります。離乳食ストックの作り方でご紹介したリッチェルのトレー(わけわけフリージングブロックトレー15ml)を使って凍らせれば、ちょうどいいサイズの凍ったジュースキューブが作れます。(豆乳などを凍らせて削ることも可能。)

3~4歳になればかき氷を一緒に作るのも楽しいイベントになります。


ヨーグルト

ごはんとして与える時はプレーンがベストです。日本人だとつい、ヨーグルトはデザートと考えてしまいがちですが、お野菜と混ぜたり、ソースとして使ったりすることも可能です。

デザートやおやつ、補食として与える時は、無糖のジャムやフルーツピューレを混ぜたり、クラッカーを添えたりしてあげると特別感が増します。わが家でも常備しているフルーツピューレが入ったパウチタイプ。こちらは子どもたちに大人気です。

Farmers Union Greek Style(左上)
テクスチャが固めなので、子どもがスプーンですくった時にこぼれにくいです。サイズも3種類展開があるので、ご家庭の消費量に合わせてお好みのサイズを購入できます。

Jalna Biodynamic Organic Yogurt(真ん中上)
バイオダイナミック有機農法を用い、厳しい有機基準で生産されたオーガニックヨーグルト。バイオダイナミック農法は月の満ち欠けと植物の成長の関係にまで考慮した究極のオーガニック農法なんだとか。とてもナチュラルな風味のヨーグルトです。

Tamar Valley Greek Style Yogurt Pouch(右上)
パウチタイプで溢す心配も少なく、外出先でも便利なヨーグルト。(月齢が低いうちはそのまま渡すとぎゅっと押して中身が飛び出てくるのでご注意を!!笑)砂糖不使用で、フルーツピューレの自然な甘さです。ブルーベリー、バナナ、いちごなどフレーバーも豊富。たんぱく質も摂取できるおやつとして常備しています。(こちらのパウチは要冷蔵なのでお外に持っていくときは保冷剤をお忘れなく)

アヲハタ まるごと果実(左下)
果実と果汁で作った自然な甘さのジャム。添加物もペクチンのみ。ごろっと果実感も強くて美味しいです。

Alce Nero Organic Jam(真ん中下)
有機栽培された果実と果汁のみ。シンプルながらも満足感の高いジャムです。

Clearspring Organic Fruit Puree(右下)
オーガニックフルーツ100%のピューレ。2つのフルーツがミックスされたものなど、いろいろな種類があるので、お子さんと一緒に選んでも楽しいですね。便秘がちな時は水溶性の食物繊維が豊富なプルーンを選んであげてください。
わが家ではこちらをそのまま凍らせてシャーベットとしておやつにしています。



栄養価の高いエナジーバー

デーツやレーズンなどのドライフルーツにカシューナッツなどが入ったエナジーバーは無糖でもしっかり甘いですし、カロリーもしっかりあります。たまにあげる特別なおやつとして、お外遊びでたっぷり体力を消耗した後や、体調を崩してしまった後、回復した時の栄養補給としてもおすすめです。

ドライフルーツがたっぷり使われていて甘みは強いですが、白砂糖のように急激に血糖値が上昇することはないですし、食物繊維も含まれています。ナッツが含まれているものはたんぱく質も補給できるので、甘くて特別感があるけれど栄養面では安心で優秀なおやつとしておすすめです。

Nakd Wholefood Bars(上)
デーツやレーズンなどのドライフルーツと、アーモンド、カシューナッツ、ピーカンナッツなどを使ったエナジーバー。塩分無添加のものもあります。(塩分が入っているものも1本0.2g〜0.3g程度なので許容範囲です。)

Organix Chunky Apple and Date Fruit Bars(左下)
ドライフルーツがメインのナッツフリーのエナジーバーなので、ナッツアレルギーが心配な場合にはこちらを。

Naked Paled Berry Citrus(右下)
わが家のいちばん人気はこちら。ココナッツがたっぷり入ったエナジーバーは香りも食感もよくて、とにかく美味しいです。サイズも大きいので切り分けて息子とシェアします。



市販のおやつでも安心・安全なものをチョイス

こどもの「おやつ」と、ひと言でいってもさまざまな種類がありましたね。おやつをごはんの補食(間食)と考えると、確かに選ぶおやつは糖分が低く、減塩、無着色など安心・安全な物を選びたいものです。

またドライフルーツはこどもの「噛む力」を育み、ヨーグルトではカルシウムを補えたり、エナジーバーでは良質なたんぱく質や食物繊維も補えるのでおすすめのおやつです。こどものたちのおやつタイムがより良く、楽しいものになりますように。


【シンガポールでこどもごはん】
-第1回- 離乳食をはじめよう
-第2回- お野菜の手抜きアイデアでかんたん野菜粥!たんぱく質の始め方も。
-第3回- 離乳食に使ってみたいお米以外の主食。量り売りで常に新鮮な食材を!
-第4回- お肉系たんぱく質のはじめ方 こだわりたい離乳食の成分から器についてもご紹介
-第5回- こどもが喜ぶおやつ特集。市販でも安心・安全なおやつをご紹介
【シンガポールでおうちごはん】
-第1回- ​​低温調理でしっとりチキンライス
-第2回- ​​コクと旨みたっぷり!海老と春雨でタイの本格クンオップウンセン
-第3回- ​​おうちで簡単お野菜メニュー!レタスを使ったローカル温野菜レシピ
-第4回- ​​爽やかで味わい豊かなスープが絶品!ベトナム料理 あさりのレモングラス蒸し

-第5回- ​​食欲そそる!ラム肉を使ったグリーンカレー

 


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この記事を書いた人

Kanako

シンガポーリアンの夫と6歳の息子と3人暮らし。できる限り無添加とうす味を意識した、素材を味わう「こどもごはん。」今日はどこいこ ︎「旅するごはん。」「カラダにやさしいごはん。」手抜きしつつ、楽しみつつ作ってます。幼児食インストラクター、食育アドバイザー。 インスタアカウント:kanako_kgym(日常アカウント)/kanako_ong(こどもごはんアカウント)