2023シーズンで現役を引退 アルビレックス新潟シンガポール李忠成選手の引退セレモニー -Vol.13-

9月16日、李忠成選手が最終戦終了後、引退セレモニーを行いました。日本代表チームでのプレーを含む、20年間のプロサッカー選手人生を締めくくる李忠成選手のスピーチに大勢のサポーターが聞き入りました。今回はそのセレモニーの様子をご紹介します。


ご両親・サポーターへの感謝

スピーチで李選手が一貫して語ったのはご両親、そしてサポーターの皆さんへの感謝。

「3歳から今まで僕を信じて応援し続け、良いプレーをすると親が喜んでくれた。それが見たくてサッカーを続けて、いつしかサッカー選手に。そしてプロサッカー選手になるとサポーターの笑顔がとても嬉しくて頑張ろう、活躍しようといつも思っていました。」

20年間サッカー選手として走り続けて来られた原動力はご両親とサポーターの皆さんが喜ぶ顔とのこと。スピーチの最後には多くのサポーターからの大歓声の中、ご両親からの花束を受け取る感動の場面も見られました。


引退後の活動について

プロサッカー選手引退後の活動は、選手としてではなく、異なるステージでサッカー界に貢献していく予定とのことです。来年からは日本1周、47都道府県を周り、子どもたちにサッカーの楽しさや本質を教える活動を予定しています。

さらに、自身の怪我に向き合った経験から、10年前に整骨院を開業されている李選手。今後は「コーチング、栄養、トレーニング、ケア」の4つのビジネスについても展開していく予定だそうです。「サッカー選手の経験には素晴らしい価値があり、その経験を落とし込んでぜひ多くの人に提供していきたい。」また、「そのような道を歩む未来のサッカー選手たちの先駆者にもなりたい。」と意気込みを語っています。

引退スピーチでは「過去の僕の記事を見た時に、韓国人から日本人に帰化した20歳の時の僕が、「僕はヒーローになりたいんじゃなくて道をつくりたい。」ということを生意気にも言っていました。」と述べていましたが、まさにそれが今、現実となりつつあるようです。

選手としては引退を表明した李選手ですが、まだまだサッカー人生は終わっていません。スピーチでも「今回現役を引退しますけど、まだまだサッカーへ恩返しをして、サッカーの魅力をもっと伝えられるようにします。これからも頑張りますので第二章李忠成をよろしくお願いします!そして3冠の機会があるので、ラスト1冠、李忠成のラストダンスになると思います。皆で獲りましょう。」とある通り、今後もサッカー界での活躍がより一層期待されます。


選手・グッズ情報

李忠成選手 略歴

チーム歴
FC東京 U-18 → FC東京 → 柏レイソル → サンフレッチェ広島 → サウサンプトンFC(イングランド) → FC東京(期限付き移籍) → サウサンプトンFC(イングランド) → 浦和レッズ → 横浜F・マリノス → 京都サンガF.C.

代表歴
U23 日本代表 / 日本代表(11試合出場2得点)
 
獲得タイトル
2004年 Jリーグヤマザキナビスコカップ 優勝
2011年 AFCアジア杯 優勝
2015年 J1リーグ1stステージ 優勝
2016年 J1リーグ2ndステージ 優勝
2016年 Jリーグヤマザキナビスコカップ 優勝
2017年 AFCチャンピオンズリーグ優勝
2017年 スルガ銀行チャンピオンシップ 優勝
2018年 天皇杯 優勝
2019年 J1リーグ優勝
2022年 シンガポールプレミアリーグ 優勝
2023年 コミュニティシールド 優勝
2023年 シンガポールプレミアリーグ 優勝
 
個人タイトル
2011年 Jリーグ優秀選手賞
2016年 Jリーグヤマザキナビスコカップ 最優秀選手賞
 
(アルビレックス新潟WEBサイトより)

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●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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