シンガポール セントーサ島に新商業施設「WEAVE」誕生!RWS最新スポットを訪問

シンガポールの人気観光地セントーサ島は、気軽にリゾート気分を味わえるスポットとして、観光客を中心に多くの人で賑わっています。その島の中心エリアに位置するリゾート ワールド セントーサ(以下RWS)に、新たな商業施設「WEAVE」がオープン!施設には衣料品店やレストラン、体験型ショップなどがあり、訪れる人によってさまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
今回は大注目「WEAVE」のおすすめのショップをご紹介します。
RWS 新商業施設「WEAVE」とは?

「WEAVE」は、2025年7月RWSにオープンしたばかりの商業施設です。モノレールの駅や、USSなど既存の人気施設のすぐ近くに位置しており、アクセスしやすい立地にあります。この施設をメインに訪れるのはもちろん、他の施設でのアクティビティの前後に立ち寄るのもおすすめです。

この施設に到着してまず目を引くのは、曲線の美しさが際立つ印象的な建物。「建築・自然・体験」の3要素が一体となったデザインが特徴です。この建物は、日常を忘れさせる没入型の体験を提供し、訪れる人々の感性を刺激するライフスタイルハブをコンセプトに建てられました。
現在は段階的に店舗がオープンしている状況です。今後ますます発展していく「WEAVE」の成長が楽しみですね!
基本情報
WEAVE(リゾート ワールド セントーサ内) 住所:8 Sentosa Gateway Sentosa Island,S098269 営業時間:店舗により異なる 定休日:店舗により異なる ▶問い合わせはこちら WEBサイト |
アクセス方法
WEAVEのあるRWSへはさまざまな方法でアクセスが可能です。訪問時の天気・目的などに合わせてアクセス方法を検討してください!
Sentosa Express(モノレール) |



比較的行き方がシンプルで、一般的な方法です。
MRT(地下鉄)の「HarbourFront駅」出口Eから、直結のショッピングモール「Vivocity」に入ります。Vivocityの3階にあるSentosa Express(モノレール)の「Vivo city」駅から乗車し、1駅移動して「Resorts World」駅で下車。駅を出て直進すれば徒歩3分で到着します。

※Sentosa Expressの支払いは、MRTと同様にEZ-LinkやMastercardなど、各種クレジットカードのタッチ決済が利用可能。それ以外に、改札横のチケット売り場で切符を購入して乗車も可能。
▶詳細はこちら
※「Vivo City」駅から「Resorts World」駅へ向かう場合のみ運賃S$4が必要。ただしSentosa Expressを利用した島内の移動や、「Resorts World」駅から「Vivo City」駅へ戻る際は運賃は不要で、帰りはカードのタッチやチケットのチェックもなし。
バス |
バスを利用して行くには2通りの方法があります。


【方法1】
シンガポールの中心地(オーチャードやサマセット)などからRWSに直接行くためには、123番のバスに乗車し「Resorts World Sentosa」のバス停で下車。

【方法2】
「Vivocity」「HarbourFront MRT Staiton」「Before Seah Im Rd」「Resorts World Sentosa」の4か所を周遊するバスがあります。
このバスを利用するのであれば「Vivocity」のバス停で乗車し「Resorts World Sentosa」で下車するのが一般的なアクセス方法です。
Resorts World Sentosaのバス停で降車する場合、どちらのバス停も地下1階にあります。同じ階に隣り合うようにして2種類のバス停があります。「Resorts World Sentosa」からバスを利用して移動したい場合は、バスごとにバス停が異なるのでご注意を!
バス停近くの入り口から室内に入るとWEAVEの地下1階に直結しています。
ケーブルカー&Sentosa Express(モノレール) |


せっかくだから「ケーブルカーに乗ってみたい」という方におすすめな方法です。ただし乗り換えが多く遠回りなルートのため、観光目的でない方にはあまりおすすめできません。
① MRT「HarbourFront駅」B出口を出て、ケーブルカーの案内看板に沿って徒歩約5分。
② 「HarbourFront Tower Two」内のケーブルカー乗り場から、「Mount Faber Line」の「HarbourFront駅」に乗車し、「Sentosa駅」で下車。
③ 下車後、徒歩3〜5分で別のケーブルカー「Sentosa Line」に乗り換え。「Imbiah Lookout駅」から乗車し、「Sensoryscape駅」で下車。
④ その後、徒歩でSentosa Express(モノレール)の「Imbiah駅」へ移動。モノレールに乗車して1駅、「Resorts World駅」で下車。以降は前述のSentosa Express利用ルートと同様です。
▶詳細はこちら
タクシー |

タクシーの場合、多少コストはかかりますが、乗り換えがないのが最大のメリット。子どもやお年寄り連れのご家族、荷物が多い方、セントーサへのアクセスに慣れていない観光客の方、できるだけ体力を使わず移動したい方におすすめな方法です。
タクシーの行先を「リゾートワールドセントーサ 地下駐車場(配車アプリGrabの場合:Pickup/Drop-off Point,Weave)」にしてください。タクシーの乗降スポットがあるフロアはバス停と同じフロア(地下1階)です。タクシーを降りて以降は、バスの行き方と同様です。
徒歩 |

時間にも体力にも余裕がある方におすすめの方法です。
MRT「HarbourFront駅」E出口からショッピングモール「Vivocity」に入ります。モール内の「Sentosa Bordwalk」の看板に従い、モールから屋外に出てください。遊歩道を20分ほど歩くとRWSに到着します。
おすすめの店舗は?
「WEAVE」には魅力的なお店が多く、どこから行こうか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は数ある店舗の中から、特におすすめのお店をセレクトしてご紹介します!
多国籍な料理が楽しめるレストランの数々
Chatterbox Café |


最上級のチキンライスが味わえる店として有名なChatterbox(チャターボックス)。看板メニューのマンダリンチキンライスをはじめ、シンガポールの伝統的な料理を現代風にアレンジした一品など、豊富なメニューを取り揃えています。また毎日数量限定で提供される特別なシーフードメニューも見逃せません。
料理に合わせてドリンクも厳選されており、地元食材を使ったクラフトカクテル、香り高いワイン、こだわりのクラフトビールなども魅力のひとつです。
Chatterbox Café(チャターボックス カフェ) ユニット番号:#02-207 営業時間:11:30-15:30/17:30-21:30 定休日:無 電話番号:9654 4611 E-mail:chatterbox.weave@ouerestaurants.com 系列店:有(Chatterbox オーチャード店) WEBサイト |
WeWa


WeWaは中東のストリートフードを気軽に楽しめるカジュアルレストランです。新鮮で食欲をそそるシャワルマ(味つけ肉)やファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)など、日本ではなかなか味わえない中東料理を気軽に楽しめるのが魅力。ポップなミュージックが流れる店内で楽しい食体験を!
JUMBO Premium |

シンガポールでチリクラブを食べるなら、必ず候補に挙がる有名店「ジャンボシーフード」。数ある店舗の中でも、こちらはその名の通り、より洗練されたダイニング体験ができるプレミアムなお店です。
看板メニューのチリクラブやブラックペッパークラブといった、シンガポールスタイルのシーフード料理に加え、職人の手づくりの特製点心も提供しています。
JUMBO Premium(ジャンボ プレミアム) ユニット番号:#B1-202/203 営業時間:アラカルト 11:30-22:00(L.O. 21:15)、点心 9:00-17.00(L.O.16:45) 定休日:無 電話番号:6049 3435 系列店:有(Riverside Point店、East Coast Seafood Centre、Dempsey Hill店 他3店) WEBサイト |
Pierre Hermé Paris |

店の前に行列ができていたのは、日本にも多くのファンを持つフランス発の高級パティスリー、Pierre Hermé Paris。シンガポール初出店となるこの旗艦店は、1階がショップ、2階が飲食スペースになっています。
店内に一歩足を踏み入れると、華やかな花々の装飾に思わずうっとり。美しくディスプレイされたマカロンやケーキ、チョコレートは、まるで宝石のようで、見ているだけで幸せな気持ちになります。
自分へのご褒美スイーツとしてはもちろん、大切な人へのギフトにもぴったりです。
さらに注目したいのが、ピエール エルメ初となるアイスクリームカウンターが併設されていること。年中暑いシンガポールにぴったりな、リッチな味わいのアイスクリームを楽しめます。
なお、人気商品は午後には売り切れてしまうこともあるため、確実に手に入れたい商品がある方は午前中の来店がおすすめです。
セントーサで着たいウエア
Vilebrequin |


リラックスした雰囲気の中にも、洗練された上品さが漂うリゾートウェアブランドが、セントーサ島に新たな旗艦店をオープン。店内にはメンズ・レディース・キッズ向けのリゾートウェアや水着など、海やプールで使いたいグッズが揃っています。
亀柄やヒトデ柄など、遊び心にあふれたユニークなデザインが特徴で、着るだけで気分が上がります。購入した水着をセントーサ島のビーチやプールで着用すれば、リゾート気分を満喫できること間違いなし!
Vilebrequin(ヴィルブレカン) ユニット番号: #01-220 営業時間:10:00-22:00 定休日:無 電話番号:6298 0052 他店舗:有(Ngee Ann City店、 Marina Bay店) WEBサイト X |
体験型のショップも!
Propeller |


「Propeller」は、シンガポール初となるドローンと360度カメラの専門店です。この店舗では大人も子どもも楽しめる没入型のワークショップを開催しています。特設の屋内教室と飛行ゾーンを活用して「ドローン飛行ワークショップ」と「360度カメラ体験ワークショップ」の2種類を体験できます。
各ワークショップでは、理論・実践・ポストエディット(編集)を組み合わせたカリキュラムを実施。趣味として楽しみたい方から、プロフェッショナルとして本格的に学びたい方まで、幅広いニーズに対応しています。
「ドローンやカメラを買いたいけれど、まずは実際に試してみたい」という方に最適な、実用性と楽しさを兼ね備えた体験型ショップです。
yutopia |




カラフルな内装が印象的な「yutopia」は、韓国風DIYカスタマイズギフト&クラフトブランド。店内では、豊富なアイロンパッチなどを使って、世界にひとつだけのネームタグなどのオリジナルグッズを作ることができます。
またオリジナルTシャツが作れるコーナーには、マーライオンなどのシンガポールらしいイラストが描かれた転写プリントが準備されています。旅行の思い出づくりや、ユニークなお土産としても人気です。
yutopia(ユートピア) ユニット番号: #01-216 他店舗:有(Haji Lane店、Jurong Point店、313@somerset店、Ang Mo Kio HUB店) WEBサイト |
実際に体験してみました!
Standard Bread|韓国発絶品焼きたて食パン

可愛らしい食パンのロゴが目印のこちらのお店は、韓国発の人気ベーカリー「Standard Bread」。このお店はなんと海外初出店。韓国以外でこのおいしいパンを味わえるのは、ここシンガポールだけです。まず店内を見渡すと、本物の水車が設置されており、静かな田舎町のコテージを訪れたかのような落ち着く空間が広がっています。
このお店の最大のこだわりは、1時間ごとにパンを焼き上げているということ。どの時間に訪問してもいつも焼きたてパンが味わえるのが魅力です。
店頭には定番の「Classic Bread」はもちろん、「Basil Tomato Bread」など、ユニークなフレーバーのパンも用意されており、その日の気分に合わせて選ぶ楽しさもあります。また食パンと一緒に楽しめるジャムやスプレッド、そしてパンのおいしさを引き立てるスープも充実しています。中でも「Avocado Dill Cream Cheese」のようなユニークなスプレッドとパンを一緒にいただくと、パンの味の変化を堪能できます。
店員さんに売れ筋を聞いたところ、「Salted Butter Bread(ソルテッド バター ブレッド)」と「Truffle Mushroom Soup」(トリュフマッシュルームスープ)」がおすすめとのことでした。

注文方法はいたってシンプル。店内入口でトレーを受け取ったら、並んでいるパンやスプレッドなどを選び、最後にレジでお会計します。こちらのお店は、キャッシュレス支払いのみ可、現金不可なのでご注意を!

今回、筆者は「Classic Bread」と「Earl Grey Milk Tea」のスプレッドをいただきました。まず驚いたのは、パンを手でちぎった際のふわふわ感。食べる前からその違いに気づきました。パンの味はシンプルでしたが、小麦本来の香りや甘みが際立ち、素朴なおいしさ。紅茶味のスプレッドはパンによく合い、パンの香ばしさをさらに引き立てていました。
食パンは一般的なものよりもやや小ぶりなサイズ感で、女性でも一人で一個食べ切れるちょうどよさ。今回はランチタイムに訪れましたが、おやつにもぴったりだと感じました。
Standard Bread(スタンダード ブレッド) ユニット番号: #01-229/230 営業時間:9:00-19:30(売り切れ次第閉店)ウォークインのみ |
The Coach Coffee Shop|Coachが手がけるコーヒーショップ


ラグジュアリーブランド「COACH」に併設されたこちらのカフェは、シンガポールで初めてCOACH自身が運営するコーヒーショップです。ブランドの世界観を感じられる空間で、少し贅沢なカフェ体験を楽しむことができます。
先ほど紹介したお店と同様に、こちらのお店も現金支払いは不可なのでご注意を!
メニューには、満足度の高い朝食セットやサンドイッチ、ドーナツのほか、厳選されたコーヒーや紅茶がラインアップ。筆者はホットのカフェラテをいただきましたが、しっかりとした苦味と濃厚な味わいが特徴の一杯でした。

なお店内では、ブランドロゴ入りのカフェオリジナルグッズも販売されています。旅の記念や自分へのご褒美に、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
The Coach Coffee Shop(ザ コーチ コーヒー ショップ) ユニット番号: #01-224 営業時間:9:00-20:00 定休日:無 |
周辺の見どころ
RWSの魅力はWEAVEだけではありません。ここでは周辺の観光スポットを厳選してご紹介します。
Singapore Oceanarium(旧SEA Aquarium)

Weaveのオープンと同じ2025年7月にリニューアルオープンした「Singapore Oceanarium」は、まるで海を旅しているかのような体験ができる没入型の水族館です。館内は6つのゾーンに分かれており、海の物語を段階的にたどる構成となっています。
例えば「Into the Deep」エリアでは、魚の群れが移動したり、渦を巻いたりする動きに合わせて、プロジェクションマッピングが海の自然な流れを表現。最新技術と自然が融合した空間で、楽しみながら海について学ぶことができます。
Singapore Oceanarium(リゾートワールドセントーサ内) 住所:24 Sentosa Gateway, Sentosa Island,S098137 最寄り駅:Sentosa Express「Resorts World Station」 営業時間:10:00-19:00(最終入場: 19:00) *営業時間は変更になることがあり、詳しくはこちら。 E-mail:support@singaporeoceanarium.com WEBサイト |
Universal Studios Singapore

WEAVEの正面にあるUniversal Studios Singapore(USS)は、映画の世界をテーマにしたテーマパーク。日本にはないアトラクションも多数あり、見どころ満載。来場者の少ない日に効率よく回れば、半日程度で1周することができる時もあります。
USSで遊んだ後に、WEAVEでゆっくりディナーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Universal Studios Singapore(リゾートワールドセントーサ内) 住所:8 Sentosa Gateway, Sentosa Island, S098269 営業時間:日によって異なる(公式WEBサイトをご確認ください) 定休日:無 WEBサイト |
Adventure Cove Waterpark

Adventure Cove Waterparkはウォーターライドと海洋生物体験が楽しめる施設。急流を下る絶叫系のウォータースライダーから、ゆったりと漂いながら流れるプールまで、種類豊富なウォーターライドが魅力です。
Adventure Cove Waterpark(リゾートワールドセントーサ内) 住所:8 Sentosa Gateway Sentosa Island,S098269 営業時間:10:00-17:00 定休日:無 *営業時間は変更に異なることがあり、詳しくはこちら WEBサイト |
セントーサで買い物も食事も楽しむ!

「WEAVE」には、シンガポール初出店の名店やブランドの旗艦店など、特別感あふれるショップが集まっています。シンガポール在住の方はもちろん、観光客の期待も裏切らない魅力がたっぷり。「いつものショッピングモールでは物足りない」という方に、ぜひ訪れてほしいスポットです。リゾート感漂うセントーサで日常を忘れるような、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!