全30話一気読み!シンガポール建国の父・リー クアンユーのヒストリー

*この記事は2020年に作成した記事を再掲しております。

2020年、週刊シンガライフ誌上で連載していた「リー・クアンユーのヒストリー」。2020年末に全30話の連載を終えました。

リークアンユーは幼いころから英語教育を受け、ケンブリッジ大学を主席で卒業するほど優秀でした。その後シンガポール初代首相として、1965年8月9日のシンガポールの独立以来、現在のシンガポールの礎を築きました。シンガポール国民の多くからは「建国の父」と慕われていました。

リークアンユーは2015年3月23日に死去しましたが、7年が経った今でもシンガポール国民の多くは功績をたたえています。

シンガポール国内での資源が少ないため、外国との貿易に力を入れ、国際貿易が発達しました。町を綺麗に保つために「ゴミのポイ捨て禁止」「ガムの所持の禁止」もリークアンユーの政策からなるものです。まさに彼なくして、現在のシンガポールはなりえないといっても過言ではありません。

2020年は年初から新型コロナウイルスの流行が始まり、世界を未曾有の大混乱に陥りました。この混沌とした情勢の今「シンガポール建国の父」のその人生を改めて知ることに、きっと意味があるはずです。

今回、全30話を一覧にまとめました。シンガポールに住んでいる人はもちろん、これからシンガポールに来る予定の人にとっても、現在のシンガポールの原点を知るには最適の教材になるはずです。

ぜひご活用ください。

vol.1 都市国家への挑戦

vol.2 祖先は客家 中国からの移住4代目

vol.3 英国流 秩序・強さ・効率性を学ぶ 最終学年で成績トップに

vol.4 学生時代 英国留学目指し勉強 数学や経済学が得意科目

vol.5 日本の侵略 何度も受けたビンタ “白人優越”の神話、崩壊も

vol.6 占領生活 やみ市商売、経済を知る 日本軍報道部で英語の仕事

vol.7 解散 古き良き時代戻らず 共産党拡大で社会混乱

vol.8 英国留学 感銘を受けた「社会主義」 カルチャーショックに困惑

vol.9 ケンブリッジ 静かな町で勉学進む 独立胸に労働党候補 応援

vol.10 結婚 恋人の英留学に奔走 学校や親に秘密で決める

vol.11 法律事務所 労働争議、当局と対決 平和裏に譲歩引き出す

vol.12 共産党勢力と呉越同舟 独立掲げ初の選挙で当選

vol.13 首相就任、選挙勝ち政権手中に 給料削減で節約精神示す

vol.14 マラヤと統合、国民投票で支持を得る 共産勢力が反発し党脱退

vol.15 コンフロンタシ インドネシア脅威に。内外で摩擦、精神的に消耗

vol.16 アフリカ訪問 国際社会に立場訴え 民族融和の重要性を痛感

vol.17 突然の独立 中央政府と対立激化 喜びよりも先行きに不安

vol.18 国家建設へ 独り立ち、決死の覚悟産業構造を根本的見直し

vol.19 マイファミリー子供には普通の環境妻と弟と法律事務所営む

vol.20 仕事への自負に感心 生産性向上で協力を得る 別の日本人

vol.21 公園国家 緑化・ごみ一掃進める植物探し各国に人材派遣

vol.22 マスコミ政策 無責任な報道は規制 途上国の事情 考慮すべき

vol.23 言語問題 英語・民族の言葉併用 国際性・固有の文化 大事に

vol.24 エリート養成 優秀な人材集め登用 効率的な政府 運営を担う

vol.25 秩序の維持 健全社会、 効率的な政府厳罰も必要 「非人道的」批判当たらず

vol.26 不人気政策国益のために信念貫く出産奨励の演説賛否両論

vol.27 引退余年かけ後継者選考政府が誤らぬよう支える

vol.28 先進国への道 外資導入し産業育成 自由経済、機会均等も重視

vol.29 現実主義 与党圧勝の原動力に 選挙「1人1票」にも疑問

vol.30 21世紀へ ベストは尽くした人類の幸福、資源より知識


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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