【最新!】シンガポールの物価情報を徹底調査!生活費は日本と比べてどう違う?

シンガポールには約32,565人(2024年10月時点)の日本人が住んでいると言われています。その中には、ビジネスで赴任した方だけでなく、日本から移住した方も含まれており、シンガポールは、日本人にとっても人気の高い移住先のひとつになっているようです。
そこで今回は、シンガポールの物価についていろいろ調べてみました。日本と比べてシンガポールの生活費は高いのか?!早速みていきましょう!
シンガポールの物価について

シンガポールドルと日本円について
ご存じのように、シンガポールの通貨単位は「シンガポール ドル」(表記はS$)です。補助通貨単位は「シンガポール セント」(表記はS¢)です。
紙幣はS$2、5、10、50、100、1,000、1万の7種類。硬貨はおもにS¢5、10、20、50、S$1の5種類ですが、2002年に発行が終了したS¢1硬貨も、極まれには見ることがあります。
また、2025年5月上旬時点のシンガポールドルと日本円の為替レートは、1シンガポールドルが約111円となっています。
シンガポールの現在の物価状況は?
国民の生活水準を示す指標のひとつに「消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)」というものがあります。シンガポールの消費者物価指数は上昇を続けていましたが、2024年のCPIは平均で2.4%と、2023年の4.8%から低下しています。
しかし、シンガポール貿易産業省(MTI)によると、2024年のシンガポールのGDP成長率は4.0%で、予測に反して2023年の1.1%を大きく上回りました。
シンガポール通貨金融庁(MAS)は、今年2025年1月、4年10か月ぶりに金融緩和を実施することを発表しました。2024年度の4.0%という高い経済成長率にもかかわらず、政府の2025年度の成長率の見通しは「1.0〜3.0%」と、昨年と比べて大きな変化はありません。
GDP成長率のペースが前年比で緩やかになること、世界各国の貿易政策の方向転換など外部要因から誘発されるリスクを懸念し、中期的に物価の安定を図るためとされています。
(MASは、2021年10月より5度にわたって金融引き締めを行っています。輸入のインフレ率の抑制を行い、国内のコスト圧力を抑制させて中期的な物価の安定を確保するためのものです。食品の約90%以上を輸入に頼っているシンガポールは、輸入品が多く、経済的にも世界経済の影響を受けやすいことから、海外のインフレが物価に直接影響を及ぼします。)
一般的に、国民のお金回りがよくなり、モノを買う人が多くなれば物価は上昇し、反対に、お金回りが悪くなれば、モノを買う人が少なくなり、結果として物価も下降します。
物価の変動が分かる消費者物価指数は「経済の体温計」とも言われるそうです。急激な変動は経済に影響を与えますが、物価が下落し続けるよりは、一定の上昇があった方が経済は安定しそうですね。
シンガポールの物価は高い?

東京23区とほぼ同じ面積の国土に、推定約600万人が暮らすシンガポールですが「物価が高い」という声をよく耳にします。これは本当でしょうか?
旅行で訪れるのと、実際に生活するのとでは、物価の感じ方も少し違うと思いますが、一般的にシンガポールで暮らす際に割高になると言われるのが「食費」「住居費」「教育費」「医療費」「保険料」だそうです。一方で、公共の交通費など、日本に比べて安く済むものもあり、シンガポールでの生活は、すべての物価が高いわけではなさそうです。
東京も物価が高い都市と言われていますが、シンガポールと比較してみるとどうでしょうか?
シンガポールの生活事情

シンガポールでこれから生活したいと思っている方、お仕事で赴任する予定がある方など、シンガポールの「暮らしの値段」が気になる方は多いと思います。
そこで、生活に関わりの深い経費の相場について、いろいろ調べてみましたので、参考になさってみてください!
シンガポールの平均賃金
人材省(MOM)発表の2024年の統計によると、シンガポールにおいて、シンガポール国民及び永住権保持者の、フルタイム雇用での月給の中央値 (雇用主の年金CPF拠出を含む)は、S$5,500(約61万円)だそうです。過去10年にわたり、シンガポールの平均収入は約68%の上昇を続けているそうです。
収入額のピークは40~44歳で、それ以降は徐々に下がっていく傾向があるとMOMの発表にあります。なかなかシビアな数字です。
シンガポールでの生活費
世界の物価や治安についてまとめている「NUMBEO」というサイトによれば、シンガポールで、一家4人で暮らす際の1か月あたりの生活費は、おおよそS$5,522(約61万2,400円)だそうです。
ここには家賃は含まれていないそうですが、シンガポールは、その国土の狭さから、住宅が密集し、家賃がとても高いと言われており、家賃を加えると、生活費は決して安くはなさそうですね。
シンガポールの住宅事情、家賃の相場
シンガポールは東京都23区とほぼ同じ面積の国土に人口が密集していて、世界第2位の人口密度の高さです。シンガポールの住宅事情は常に需給バランスが崩れており、住宅価格は購入、賃貸共に高騰している状況が続いています。人気エリアの物件は競争率も激しく、希望エリアで予算内の物件を見つけるのに苦労する場面もあるでしょう。実際にシンガポールで生活するためには、住宅問題は最初にクリアすべき関門といえます。
シンガポールの住居形態としては、高層マンション(コンドミニアム)が大半を占めますが、とりわけ有名なのが、HDBと呼ばれる公営住居です。これは、住宅開発庁(Housing & Development Board)が建設したもので、比較的手頃な価格で、国民の生活向上を目的として作られています。HDBは、スーパーマーケットやクリニックなどの生活必需品が近くにあるため、便利な立地が特徴です。シンガポール人の実に8割ほどの人が、HDBに住んでいるとも言われています。
HDBは、購入すると国から補助金が支給され、その結果、購入して自身の住まいとしたり、大家として貸したりする人も多いようです。賃貸は収入や部屋数に応じても異なりますが、1か月あたり、HDB3ベッドルームでS$2,500〜S$3,200(約27万円〜35万円)/月となっています。外国人の場合、HDBの購入は難しくなりますが、賃貸であれば住むことができるようになっています。
また、主にシンガポール駐在の方が勤務先から住居として提供されるのがコンドミニアムという形態の住居です。2〜3LDKが人気で、家賃もS$3,500〜S$15,000(約40万〜165万)と高めです。単身の場合は、コンドミニアムをシェアハウスとして借りる方もいるようです。
コンドミニアムの場合は特に、住宅費が生活費を圧迫しすぎないか、よく検討して物件を決めましょう!
シンガポールで車の所有にかかる費用
シンガポールでは車が非常に高額だということを聞いたことがある方も多いと思います。車を所有する際にかかる金額は、車両本体価格に加え各種税金その他が加算された額になりますが、その中でも、シンガポールに特徴的で、車を所有することの高額化の大きな要素となっているのが、車を所有する際に必要な権利証明書、通称COE(Certificate of Entitlement)です。
COEは入札で取得する必要があり、取得後は10年間、車両を登録して使用することができます。国土の小さいシンガポールでは、何らかのコントロールがなければすぐに交通渋滞が頻発するような事態になりかねないため、政府はこのCOEの供給量を調節することで、交通量を制御しているのです。
10年間のCOE期間が終了すると、車両登録を抹消するか、または車両カテゴリーに応じたPQP(Prevailing Quota Premium)を支払うことでCOEを更新するかを選択することになります。
車両の登録を抹消する件数が少ないと、新たに供給できるCOEも少なくなるため、近年ではCOEの需要に対する供給の少なさから、COEの更なる高額化が進み、結果として車を所有すること自体が益々高額となっているようです。
例えば、1,600cc未満という条件等を満たす、2025年5月の最新入札結果によると、カテゴリーA車両の場合、COEは約S$103(約1,090万円)以上となっています。このことからも、シンガポールで車を所有することがいかに高額なのかがわかります。
シンガポールの公共交通機関の相場
シンガポールの交通機関は、主に、電車とバス、タクシーなどがあります。公共サービスとしては、電車(MRT:大量高速輸送機関)、バスのほか、最近では、自転車シェアリングも提供されています。
物価が高いと言われるシンガポールですが、交通手段に関する費用は比較的リーズナブルです。例えば、初乗り運賃は交通系ICカード利用時でMRTでS$1.09(約122円)、バスでS$1.19(約133円)です。日本の山手線の初乗り運賃はICカード利用時で133円、東京都の都営バスの初乗り運賃が230円であることを考えると、バスは半額ほどで利用できるのが嬉しいですね。
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シンガポールのローカルフードや、レストランの相場
シンガポールでは、「レストランの食事は割高で、ホーカーやフードコートで食べることができるローカルフードは格安」とよく言われます。レストランの食事では、サービス料に加えて、シンガポールの消費税であるGST(物品サービス税)が加算されることもあり、全体的に値段が高くなってしまうようです。
一方で、ホーカーやフードコートで手軽に楽しむことができるローカルフードは、人気のチキンライスをはじめ、1食1,000円以内でまかなえるものもまだまだあるので、お財布にはだいぶ優しいですね!
シンガポールには、世界中の名シェフが集い腕をふるうレストランも多く、一方では、庶民の味方のようなローカルフードもあるので、ぜひいろいろと楽しんでみてはいかがでしょうか?
シンガポールのお酒の相場
シンガポールのスーパーなどでお酒を買おうとしたら、割高で驚いたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?シンガポールでは、酒税が高いと言われています。
なんと、お酒に含まれるアルコールの量によって課税額が変わってくるそうで、度数が高ければ高いほど酒税が上がる仕組みです。ビールは銘柄によって手頃なものもありますが、度数の高いワインやウイスキーなどは高値で販売されることになっています。
お得に飲みたい方は、レストランやバーのハッピーアワーを利用したり、スーパーやオンラインショッピングサイト(Lazadaなど)のセール時に、まとめ買いするのがいいかもしれませんね。
シンガポールと日本の物価の比較例
それではここで、シンガポールと日本の物価はどれくらい違うのか、一例を挙げてみます。物価の高いシンガポールでも、日本と同様、コンビニでは商品価格は割高で、スーパーの方が安い商品が目立ちますが、オンラインショッピングサイトを賢く使えばさらにお得にお買い物ができます。
今回の食料品の価格比較は、シンガポールはオンラインネットショップのLAZADAの価格を参考に、日本ではしています。
シンガポール(Sドル) | 日本(円) | |
電車(MRT)ICカード利用時 | S$1.09~(約122円~) | 133円~(例:山手線初乗り運賃) |
タクシー | S$4.1〜(約460円) | 500円~ |
バス | S$1.19~(約133円~) | 230円〜(都営バス) |
マクドナルド(ビッグマックセット) | S$8.65(約969円) | 750円~ |
スターバックス(トールラテ) | S$7.10(約797円)※店舗により価格が異なります | 495円 |
スシロー(一皿/通常メニュー) | S$2.30〜S$4.90 | 120円〜390円 |
水(1.5L)外国産 | S$3.45(約388円) | 445円(税別) |
コーラ(500ml) | S$1.20(約190円) | 180円(税別) |
シンガポール産ビール(320ml/330ml) | S$2.80(約315円) | 約400円〜 |
日本産ビール(350ml) | S$4.00(約449円) | 約240円〜 |
食パン1斤 | S$3.20(約360円) | 約198円〜(税別) |
タバコ(マルボロ) | S$17.00(約1,912円) | 600円 |
ガソリン(1L) | S$2.86(約322円) | 173円 |
映画鑑賞料 | S$15~(約1,687円) | 2,000円 |
ユニバーサル スタジオ シンガポール入場料(One Day チケット/大人(13歳以上)) | S$83(約9,334I 円) | 8,900円〜 |
家賃(都心部の1ベッドルーム/1か月) | S$4,050(約455,500円) | 約14万円~(例:東京都港区/ワンルーム) |
日本よりシンガポールで安く買えるアイテム
最近では、シンガポールに本店を構えるショップが、日本にも続々とオープンしています。しかし輸送コストもかかるので、やはり日本で購入すると、ものによっては少し割高になりますよね。
ここでは、日本よりシンガポールで買った方がお得と思われるアイテムをいくつかご紹介します!
TWG teaの紅茶

シンガポール発の高級ティーブランド「TWG tea」は、今や日本でも、自由が丘や銀座、丸の内などに店舗があります。豊富な種類の紅茶はもちろんのこと、紅茶の茶葉がふんだんに使われたマカロンも大人気です!
定番の「1837 ブラック ティーバッグ(15袋入り)」は、日本では1箱あたり約4,320円ですが、シンガポールでは、S$30(約3,374円)ということで、シンガポールで購入した方が若干お買い得です。
Tiger Balm

出典:Tiger Balm
シンガポール発のTiger Balm(タイガーバーム)の商品ラインアップは豊富で、軟膏から湿布、虫よけスプレーまであります。シンガポールで販売されている軟膏は赤と白、ソフトの3種類で、特に赤は肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労、うちみ、ねんざ、神経痛などに効果的な万能バームです。
シンガポールでは1つS$4.95ほどで購入できますが、日本では、楽天やAmazonなどのオンラインで購入できるタイガーバームは2〜3倍ほどの価格になります。
CHARLES & KEITH

CHARLES & KEITH(チャールズ アンド キース)は、1996年にシンガポールで創業したグローバルファッションブランドです。トレンドをおさえた靴、バッグ、アクセサリーなどを手頃な価格で提供し、特に若い女性たちに人気で、シンガポールではモールで見かけないことがないほど支持されています。
現在では日本を含む世界中で600以上の店舗を持つ国際的ブランドに成長しています。日本での購入よりも、シンガポールでの購入は全体的に数千円安くなっており、セール時期は大変お得にお買い物ができます。
medimix

出典:Fair Price
medimix(メディミックス)の石鹸は、インドのアーユルヴェーダに基づいたハーブ石鹸で、主に18種類の天然ハーブとオイルを使用しています。ココナッツオイル、パームオイル、ハーブオイルなどの天然の植物性油脂をベースに、肌を健やかにする天然ハーブを配合して作られています。美容天然成分が高い濃度で含まれていて、肌がしっとりとするのが特徴の石鹸です。
日本ではオンラインショップ等で取り扱いがありますが、価格は2倍〜の設定となっているため、シンガポールでの購入がおすすめです。
Hush Candle

出典:Hush Candle
Hush Candle(ハッシュ キャンドル)は、シンガポール初の100%天然成分を使ったアロマキャンドルブランドです。
高品質のソイキャンドルやエッセンシャルオイルブレンド、ホームフレグランスを扱っていて、すべての製品は100%天然成分で手作りされています。化学物質を含まないオールナチュラルな材料のため、アレルギーの心配が少なく、安心して使用できます。ソイワックスは燃焼時に空気中の不純物を減少させる効果があり、注目したいアイテムです。
日本で展開されている海外の高品質なキャンドルブランドは価格が倍以上することも多く、お土産やプレゼントにもシンガポールで購入するのがお得な日本未上陸ブランドです。
ETTE TEA

出典:ETTE TEA
ETTE TEA(エッテ ティー)は、シンガポール発の現代的な紅茶ブランドで、2014年に設立されました。シンガポールや東南アジアのフレーバーを取り入れたユニークな紅茶ブレンドで、 ベストセラーのシンガポールティーコレクションはシンガポールの伝統的な料理やデザートをイメージした香りを楽しめます。
パイナップルタルト、パンダンシフォン、ナシレマなど6種類の展開で、ココナッツやパンダンリーフをベースにしたシンガポールらしい食文化の香りが紅茶で体感できます。
現在ではシンガポール、ブルネイ、モルディブのカフェやレストランに、厳選のグルメティーと職人がブレンドした紅茶を届けているエッテ ティーは、日本未上陸とあって、一時帰国のお土産にもお土産の話題にもぴったりですね。
ブランド品

シンガポールには、IMM Mallやチャンギ空港の近くにあるChangi City Pointといったアウトレットモールなどがあり、お気に入りのブランド品がリーズナブルに手に入ります!
シンガポールのブランドショッピングの楽しみ方については、関連記事もご参照ください。
物価が高いシンガポールへの移住について

イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査部門である「エコノミスト インテリジェンス ユニット」が毎年発表する「世界の生活費ランキング」によると、2024年の世界で1番生活費が高い国のトップは香港、続いて2位をシンガポールが納める結果となりました。
このデータは、ニューヨークの生活費を100として、それより高いか低いかでランキングが決まるそうですが、生活費の高さでは日本(東京)よりもはるかに高いということになりますね。
それでもシンガポールへの移住に興味をお持ちの方なら、物価の面からだけでなく、さまざまな観点から検討したいですよね?そこで、シンガポールに住むメリットとデメリットをまとめてみます。
メリット
◆国家力や金融機関の信頼度が高い |
移住先の政情や経済が不安定だと、やはり心配になりますよね。シンガポールには決して広大な国土があるわけではなく、資源に恵まれているわけでもありませんが、世界でもトップクラスと評価される、安定した国家力があります。
例えば、スイスの国際経営開発研究所(IMD)が毎年発表する「世界競争力ランキング」で、シンガポールは2024年に1位になりました。あるいは、イギリスのコンサルティング会社、ヘンリー アンド パートナーズが毎年発表する「世界最強のパスポート2025」では、シンガポールが日本を抜いて1位となっています。
また、2025年、1人あたり名目GDPの世界ランキングでは、シンガポールは第4位となり、第38位である日本よりはるかに高い順位となっています。さらに、国家の格付けでよく使われるソブリン格付けリストでも、シンガポールはAAAを保っており、自国通貨の安定性も評価が高く、黒字国家と言えます。
◆税制の優遇があり、資産形成がしやすい |
シンガポールでは、日本のように外資の金融商品に対する規制がないので、安全で利回りのよい金融商品を購入することができます。さらに、シンガポール在住者が金融商品や不動産を購入した場合、売買で生じた利益(キャピタルゲイン)に対しては非課税となります。
このほか、住民税や贈与税もありません。また移住者は所得税を納税する義務がありますが、日本より税率は低いため、高額所得者にも税制の優遇が図られています。
◆教育水準が高く、グローバルな環境で子育てができる |
シンガポールが、教育に対して熱心な国家であることは有名ですね。OECD(経済協力開発機構)が世界80か国の15歳の子どもたちに実施する、国際学習到達度調査(PISA)の最新の調査でも、シンガポールが世界一という結果が出ています。
また、11種類の指標でアジア各大学650校を評価している「QSアジア大学ランキング2025」では、シンガポール国立大学(National University of Singapore)が第3位、シンガポールの国立大学のひとつである南洋理工大学(Nanyang Technological University)が第4位となっています。
さらに、多民族国家であるシンガポールでは、英語が公用語のひとつであり、そのほか母語も習得する「二言語教育政策」を採用しています。このため、幼少期から多彩な言語文化に触れることができ、コミュニケーション能力の向上を図ることが可能です。
デメリット
◆物価の差が激しい |
1食1,000円以下で食べることのできるローカルフードや、元々低い値段設定の公共交通機関など、安く利用できるものも多くありますが、国土の狭さから生じる家賃の高騰や、高い酒税を反映して輸入酒が高額になるなど、極端に高いものもあります。
長くシンガポールに住むためには、高い住居費を支払えるだけの収入と貯蓄が必要になるので、安いものもうまく利用しつつ、賢く生活することが求められそうですね。
◆国が定めた厳しいルールがある |
シンガポールは犯罪率も低く、旅行者にも居住者にも安全な国家と言われています。一方で、さまざまな細かいルールが法律として規定されているものが多く、有名な例では、チューイングガムの国内持込禁止や、MRT内の飲食禁止、深夜の飲酒禁止などがあります。
少し窮屈な気もしますが、こうした厳しいルールのおかげで、シンガポールの安全性が保たれているのかもしれませんね。規律の高い生活が合うか合わないかは、あなた次第?!
シンガポールの物価を知って、生活の達人になろう!
今回は、シンガポールの物価について、いろいろとご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
物価が高いと言われるシンガポールですが、すべてが高いわけではなく、なかにはお求めやすい価格で買うことができるものもあります。口コミをチェックしたり、実際に店頭で価格を確かめたりしながら、ぜひ皆さんの肌感覚でシンガポールの物価を知ってみてください!
目指すはシンガポールライフの達人!賢くお金を使い分けていきたいですね。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
●本文中の通貨の記載は、2025年5月中旬のレートを参照しています。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!