【2025年版】シンガポールの祝日はいつ?連休もチェック!多民族国家ならではの祝祭日の趣旨や経緯なども一挙にご紹介!

2025年は週末と合わせて連休にしやすい祝日が多く、旅行やイベントなどを心置きなく楽しめる年になりそうです!これからの旅行やイベントなどの楽しい予定を立てるために、まずはシンガポールの祝日や祭日をしっかりチェックしておきましょう。2025年のシンガポールの祝日や祭日をまとめてご紹介します!

【2025年版】シンガポールの祝祭日リスト

2025年のシンガポールの祝祭日や連休はどれくらいあるのでしょうか?シンガポール労働省の発表によると、2025年の祝祭日は下記10行事(計11日)となっています。

3月末のハリラヤプアサ、5月のべサックデー、10月のディパバリなど、いくつかの祝日は週末と繋がって三連休に!2025年のシンガポールの祝日と連休をしっかりチェックして、旅行やイベントの予定を立ててみましょう!

2025年の祝日一覧

 祝日の名称日付曜日
1ニューイヤーズデー1月1日 
2チャイニーズニューイヤー1月29日、1月30日水木
3ハリラヤプアサ3月31日
4グッドフライデー4月18日
5レイバーデー5月1日
6べサックデー5月12日
7ハリラヤハジ6月7日
8ナショナルデー8月9日
9ディパバリ10月20日 
10クリスマス12月25日

シンガポール・イスラム教評議会(Muis)が発表の2025年イスラム教カレンダーは、こちらを参考にしてみてください。

祝日は“イスラム暦”によって決まるため、日程は毎年変わります。イスラム暦は天文の計算に基づいて作られていますが、2022年にその計算の基準が改定されました。ブルネイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール4か国のイスラム教機関は、2022年のイスラム暦から新しい基準を採用しています。多民族国家、多宗教国家のシンガポールならではのニュースでした。

1.ニューイヤーズデー(New Year’s Day)= 1月1日(水)

マリーナベイでは毎年大晦日に、盛大なカウントダウンイベントが開催されます。コロナの影響で規模が縮小化されていたカウントダウンイベントも2023年からは完全復活!

今回の2025年の幕開けとなるカウントダウンイベントは、コロナが明けたことで、観光客が世界中から訪れ、2024年に引き続き大きな盛り上がりが期待されています。例年よりも豪華にパワーアップしたシンガポール最大級のイベントの、盛大な花火や音楽など見どころ満載の一夜をお見逃しなく!

2.チャイニーズニューイヤー(Chinese New Year)= 1月29日(水)、 1月30日(木)

中国の暦は旧暦(太陰暦)と言われますが、中国暦において最も重要な行事のひとつが「旧正月(春節)」です。伝統的な神々と、一族の祖先を敬うひとときとして、シンガポールでも大切にされてきました。

チャイナタウンは幸運・喜びの象徴である「赤色」の装飾で、鮮やかにライトアップされます。いわゆるお年玉の「紅包(アンパオ)」も配られ、お祭りムード一色になります。


3.ハリラヤプアサ(Hari Raya Puasa)=3月31日(月)

イスラム教徒の神聖なラマダンの断食明けを祝うお祭りは、シンガポールでは別名「ハリラヤプアサ」と呼ばれています。「ラマダン」とは、イスラム教徒の厳格な懺悔の儀式。夜明けに始まり夕方に終わる、約30日間の断食が行われます。敬虔な信者たちは、断食期間中、礼拝や慈善活動を積極的に行います。

シンガポール国内にあるマレー人居住区のうち、最も古いエリアであるゲイラン セライは、断食月の間、鮮やかなイルミネーションに包まれます。豊かな「食」の数々に出会えるバザールもオススメです。


4.グッドフライデー(Good Friday)= 4月18日(金)

多宗教国家のシンガポールでは、宗教にまつわる祝日が多いですが「グッドフライデー」とは何でしょうか?これは、「キリスト教」に由来する祝日です。「グッドフライデー」とは、イエス・キリストが十字架にかけられた日。それから3日目の日曜日がイエス・キリストが復活した日、つまりイースター(復活祭)というわけです。

「グッドフライデー」はイースターの日付に合わせて移動するため、太陽暦(グレゴリオ暦)のカレンダーでは毎年日付が異なります。


5.レイバーデー(Labor Day)= 5月1日(木)

メーデー(May Day = 5月の日)とも呼ばれ、この日、世界各地では「労働者の祭典」が行われます。日本では、企業によっては休日と制定しているようですが、祝日にはなっていません。シンガポールでは、しっかりと祝日になっているようです。

シンガポールでは首相がメーデーのイベントにて、お祝いを発表しています。これも日本では見かけないことかもしれませんね。


6.べサックデー(Vesak Day)=5月12日(月)

シンガポールのみならず、世界各地の仏教徒の大切な祝日、ベサックデーは、釈迦の誕生、成道、入滅を記念する日です。

熱心な仏教徒が夜明け前から各寺院に集まり、花やろうそく、お線香などを捧げます。1日をかけて慈善活動を行い、最後にはろうそく行列をします。また、幼い釈迦の小さな像に水をかける儀式も見どころのひとつです。


7.ハリラヤハジ(Hari Raya Haji)=6月7日(土)

「ハリラヤハジ」とは、別名「犠牲祭」とも呼ばれるイスラム教の祝祭です。この期間中、神に対する自らの忠誠心を表し、祈りを捧げます。最も重要な儀式は「コルバン」(犠牲)。信者たちが生きた羊やヤギ、牛を寄付し、生け贄として捧げるのです。生け贄の肉は、大切に切り分けられて、参拝者や援助が必要な方に分配されます。


8.ナショナルデー(National Day)=8月9日(土)

シンガポールの独立記念日、「ナショナルデー」。1965年8月9日に、マレー連邦から分離・独立したことを語り継ぐ日として毎年シンガポールでは国を挙げて祝う祝日です。

軍事パレード、多文化の歌や踊り、航空ショーが繰り広げられます。イベント終盤には、マリーナ・ウォーターフロントにて花火ショーも。シンガポール国旗の赤と白のカラーが島を染め始めると、ナショナルデーが近づいていることを感じます。


9.ディパバリ(Deepavali)=10月20日(月)

「ディパバリ」とは、悪に対する善の勝利を祝福するヒンドゥー教徒のお祭りで「ディワーリ(Diwali)」または「光の祭典」としても知られています。世界各国のヒンドゥー教徒の家庭では、この日自宅をランプで美しく飾り、プレゼント交換やご馳走を楽しみます。そして、豊穣と富を司る女神ラクシュミへ「プージャ」(お祈り)を捧げます。

シンガポールの「リトル インディア」地区では、きらびやかなイルミネーションや、華やかな街の装飾を見ながらお祭り気分が味わえます!


10.クリスマス(Christmas Day)=12月25日(木)

多民族国家のシンガポールでも、クリスマスは宗教に関わらずたくさんの人が楽しみにしている大イベントです!オーチャード ロードが美しくライトアップされると、今年もまたクリスマスの季節が来たなと実感できます。

クリスマスツリーのオーナメントは、マーライオンやヤシの木デザインのシンガポールらしいものもあります。伝統的なクリスマス料理にはシンガポール風の味付けをしたり、地元ならではの楽しみ方をしています。


多彩なシンガポールの祝祭日を楽しもう!

2025年のシンガポールの祝祭日は、マスターできたでしょうか?多民族国家のシンガポールならではの、多彩な祝日やお祭りがたくさんありますね。祝日の意味や由来を知ると、益々味わい深い体験ができること間違いなしです。2025年も思う存分にシンガポールならではの祝祭日を楽しみましょう!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。



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この記事を書いた人

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