シンガポールでおうちごはん -第7回- 簡単なのに即主役の「ローストチキン」しっとりジューシーでクリスマスにもぴったり!
シンガポールでおうちごはん第7回では、ホリデーシーズンに大活躍「ローストチキン」のレシピをご紹介します。作り方はとってもシンプルなのに、即主役の一品が完成!鶏肉をしっとりジューシーに仕上げる、ブライン液の作り方も必見です◎
ホリデーシーズンにぴったり「ローストチキン」
食卓が一気に華やぐ主役級の「ローストチキン」で、ホリデーディナーを格上げしましょう!今回のレシピは洋梨と一緒に焼き上げることで、ソースに自然な甘さを加えました。しっとりジューシーなチキンと、とろりと焼き上がった洋梨を同時に頬張れば、口福が広がります。
ポイント
鶏肉料理のポイントは、ぱさっとしがちな鶏肉をしっとりジューシーに仕上げること!そこで活躍するのが、“ブライン液”です。鶏肉をブライン液に数時間から一晩浸し、水分と下味をしっかりと浸透させるだけで、鶏肉の仕上がりが劇的に変わります!
ブライン液をつくってみよう
ブライン液とは、塩や砂糖を混ぜた水のことです。とってもシンプルですよね!濃度は5%程度で、100mlの水に対して5gの塩と5gの砂糖を混ぜるレシピが多くあります。今回は砂糖を使わずに、塩だけを使います。濃度も通常より少し低めの4%程度です(100mlの水に対して4gの塩)。
ブライン液にはローズマリーやタイムなどのフレッシュハーブを加えることがあります。今回はより手軽に楽しんでいただけるように、ドライイタリアンハーブミックスを使います。
材料
鶏肉 約1kg
洋梨 2個
水 鶏肉がしっかり浸かる量
塩 100mlに対して、4g
ドライハーブミックス 水500mlに対して、小さじ1ほど
下準備
◇洋梨は皮を剥かずに洗っておく
◇ブライン液に浸けた鶏肉を取り出すタイミングで、オーブンを180度に余熱する
作り方
1.大きめのジップロックに鶏肉がしっかりと浸かる量の水と塩(100mlに対して4g)とドライハーブを入れて混ぜる 2.1に鶏肉を浸し、軽く空気を抜いたら冷蔵庫で数時間から一晩置く 3.2を冷蔵庫から出したらザルにあげ、水分をしっかりと切る 4.キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、鶏肉の表面にオリーブオイルを塗る 5.鶏肉と洋梨を耐熱容器に入れ、180℃に予熱したオーブンで40分程度焼く (鶏肉の大きさによって焼き時間を調整してください。) |
※中まで火が通ったかどうか確かめるには、竹ぐしをお肉に刺して出てくる肉汁が透明ならばOKです。温度計をお持ちの場合は、鶏肉の中心温度が75度程度になればOKです。
ホールチキンで作る場合
シンガポールのスーパーでは、年中手軽にホールチキンを購入することができます。ホールチキンでローストチキンを作る場合も、作り方は基本的に同じです。チキンの中に野菜を入れて焼き上げると、さらに食べ応えのある一品になります。
鶏肉がすっぽりと浸かる量の水を用意し、100mlに対して4gの塩を加えます。水気をしっかりと切って表面と内側の水分を拭き取ったら、適当なサイズに切った野菜をお腹の中に詰めます。野菜は玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもやセロリなどお好みのものを使ってください。
焼き時間は鶏肉のサイズによって調整してください。鶏肉のサイズが小さめで焼き時間が短い場合はお野菜に火が通りにくいことがあるので、お野菜を軽くレンジで加熱してから詰めると安心です。野菜の代わりにバターライスやピラフを詰めるのもおすすめです。
特別な日のメインディッシュもおまかせ!
作るのが難しいイメージのあるローストチキンですが、実はとってもシンプルで簡単に作れるのです。ブライン液を活用して準備をすれば、食べる前にオーブンで焼くだけで華やかなメインディッシュの完成です!
ホールチキンを使って一味違うレシピを楽しんだり、お好みのハーブを見つけてオリジナルレシピを試したり、シンプルなローストチキンはアレンジが無限大!これからのホリデーシーズンに、ぜひ試していただきたい一品です。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!